5️⃣Vanguard:全世界(米国除く)小型株式(資本財+一般消費財)ETF【VSS≫特徴|配当率|騰落率|リスク|解説】

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【 Vanguard≫特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 全世界(米国除く)小型株式ETF

 はじめに記載内容の構成を説明します。   1ページ目は年間の分配金(配当金)、 騰落率(成長率)、 リスク(変動率)を示します。   2ページ目はGoogleのAIによる解説を対話形式で示します。    表示画面の機能を説明します。   画面右側の数字で各ページにジャンプします。   (エレベータの行先階ボタンと同じイメージです)   🔼🔽は上下にスクロールします。   (マウスのホイール操作やスクロールバーでの操作が面倒くさい場合にお使い下さい。)

【 特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 Vanguard FTSE All-World ex-US Small-Cap ETF

 ≪コア・サテライト戦略≫
 守りの資産(コア)と攻めの資産(サテライト)を判断する為、
 分配金利回り、騰落率、価格変動率(リスク)を調べる。

 VSSは世界の主要な証券取引所に上場している企業で構成される、  米国以外の国際的な小型株市場が対象のETFです。  構成が資本財(約20%)、一般消費財(約10%)、金融(約10%)、他  (先進国・新興国の小型株が対象)/約4,000社

Vanguard・VSS:価格グラフ,期間:最大
 ※補足説明:  過去から現在の価格推移をグラフで確認する。

・各年の分配金と利回りの推移

「 表1. 年間の分配金利回りを示す。(通貨:米ドル) 」
各年 分配金 年末日付 価格 分配金利回り
2024 3.942 2024/12/31 114.48 3.44%
2023 3.613 2023/12/29 115.03 3.14%
2022 2.363 2022/12/30 102.81 2.29%
2021 3.670 2021/12/31 133.96 2.73%
2020 2.309 2020/12/31 121.84 1.89%
2019 3.612 2019/12/31 111.10 3.25%
2018 2.651 2018/12/31 94.68 2.79%
2017 3.377 2017/12/29 119.23 2.83%
2016 2.751 2016/12/30 94.03 2.92%
2015 2.467 2015/12/31 92.87 2.65%
2014 2.545 2014/12/31 95.31 2.67%
2013 2.793 2013/12/31 102.94 2.71%
2012 2.705 2012/12/31 90.89 2.97%
2011 2.474 2011/12/30 77.57 3.18%
2010 2.945 2010/12/31 99.62 2.95%
2009 1.464 2009/12/31 81.72 1.79%

※補足説明: 分配金利回り= 年間の分配金合計を年末価格で割った値を算出する。 目的は投資資金に対して単年で配当(分配金)がいくら貰えているか確認する。 但し、年毎の変動幅が有る為、将来の予測が立て難い。 2009年末からの年末価格の推移を確認する。 目的は分配金の額が同じでも価格が下落し、利回りが上昇する為。 ① 変化率:40.00%

・各年の平均年間利回りの推移

「 表2. 設定日からの平均年間分配金利回りの推移を示す。」
各年 分配金利回り 判断去年に対して分配金利回りの変動方向 平均年間 分配金利回り
2024 3.44% 上昇↗ 2.76%
2023 3.14% 上昇↗ 2.72%
2022 2.29% 下落↘ 2.69%
2021 2.73% 上昇↗ 2.72%
2020 1.89% 下落↘ 2.72%
2019 3.25% 上昇↗ 2.79%
2018 2.79% 下落↘ 2.75%
2017 2.83% 下落↘ 2.74%
2016 2.92% 上昇↗ 2.73%
2015 2.65% 下落↘ 2.70%
2014 2.67% 下落↘ 2.71%
2013 2.71% 下落↘ 2.72%
2012 2.97% 下落↘ 2.72%
2011 3.18% 上昇↗ 2.64%
2010 2.95% 上昇↗ 2.37%
2009 1.79% 1.79%

※補足説明: 分配金利回りの幾何平均(相乗平均)を算出する。 条件は設定日(2009/04/02)から上記、各年の12月末までの分配金利回りのみで算出する。 平均年間分配金利回り= 各年の分配金利回りを幾何平均(相乗平均)で算出する。 目的は将来予測として投資資金に対して年間で平均的に配当(分配金)がいくら貰えるか確認する。 ① 最小値:1.79%、② 最大値:2.79%、③ 平均値:2.64%、④ 中央値:2.72%

・各年の価格の推移

「 表3. 年間の年始、年末の価格と安値と高値を示す。(通貨:米ドル) 」
各年 年始日付 日付X高値or安値/年 日付Y高値or安値/年 年末日付 年始価格 価格X高値or安値/年 価格Y高値or安値/年 年末価格
2024 01/02 02/13 09/26 12/31 113.49 109.57 126.45 114.48
2023 01/03 07/31 10/26 12/29 103.34 115.93 99.44 115.03
2022 01/03 10/14 12/30 134.62 91.16 102.81
2021 01/04 01/29 09/03 12/31 122.35 121.06 142.02 133.96
2020 01/02 03/23 12/17 12/31 112.13 67.64 122.88 121.84
2019 01/02 01/03 12/16 12/31 94.75 93.70 111.61 111.10
2018 01/02 01/26 12/24 12/31 120.38 127.14 91.12 94.68
2017 01/03 12/29 94.78 119.23
2016 01/04 02/11 09/06 12/30 91.91 81.75 100.51 94.03
2015 01/02 05/15 08/24 12/31 95.35 108.19 88.77 92.87
2014 01/02 07/03 12/15 12/31 101.34 112.71 94.04 95.31
2013 01/02 06/24 10/22 12/31 92.42 86.93 104.30 102.94
2012 01/03 06/04 12/18 12/31 79.42 76.09 91.59 90.89
2011 01/03 04/29 12/28 12/30 100.37 107.18 75.96 77.57
2010 01/04 05/26 12/14 12/31 84.19 72.93 100.14 99.62
2009 04/06 04/07 10/19 12/31 52.62 51.41 84.88 81.72

※補足説明: 各年の年高値と年安値の価格推移を確認する。 目的は長期間のグラフでは単年の値動きが分かり難いので表で確認する。 但し、価格だけでは価格差(変動幅)が分かるだけなので、下記の表4.で騰落率を計算する。

・各年の騰落率の推移

「 表4. 年間の年始⇒(安値⇔高値)⇒年末の騰落率を示す。」
各年 騰落率X年始価格-価格X 判断1 騰落率X の状況 騰落率Y価格x-価格y 判断2 騰落率y の状況 騰落率 価格y-年末価格 判断3 騰落率の状況
2024 -3.45% 下落↘ 15.40% 上昇↗ -9.46% 下落↘
2023 12.18% 上昇↗ -14.22% 下落↘ 15.67% 上昇↗
2022 -32.28% 下落↘ 12.77% 上昇↗
2021 -1.05% 下落↘ 17.31% 上昇↗ -5.67% 下落↘
2020 -39.67% 下落↘ 81.66% 上昇↗ -0.84% 下落↘
2019 -1.10% 下落↘ 19.11% 上昇↗ -0.45% 下落↘
2018 5.61% 上昇↗ -28.33% 下落↘ 3.90% 上昇↗
2017 25.79% 上昇↗
2016 -11.05% 下落↘ 22.94% 上昇↗ -6.44% 下落↘
2015 13.46% 上昇↗ -17.94% 下落↘ 4.61% 上昇↗
2014 11.21% 上昇↗ -16.56% 下落↘ 1.35% 上昇↗
2013 -5.94% 下落↘ 19.98% 上昇↗ -1.30% 下落↘
2012 -4.19% 下落↘ 20.37% 上昇↗ -0.76% 下落↘
2011 6.78% 上昇↗ -29.12% 下落↘ 2.11% 上昇↗
2010 -13.37% 下落↘ 37.30% 上昇↗ -0.51% 下落↘
2009 -2.29% 下落↘ 65.10% 上昇↗ -3.72% 下落↘

※補足説明: 上記、表3.の単年の価格変動に対して騰落率の推移を確認する。 騰落率= 価格差(変動幅)を変化前の価格で割った値を算出する。 目的は投資に対する心構えを作り状況を想定して事前に準備する。 価格推移と騰落率推移の表からピンチの後にチャンスが見えてくる。

・各年の年間騰落率の推移

「 表5. 年間の年始⇒年末の騰落率を示す。(通貨:米ドル) 」
各年 年始日付 年始価格 年末日付 年末価格 騰落率 判断
2024 01/02 113.49 12/31 114.48 0.87% 上昇↗
2023 01/03 103.34 12/29 115.03 11.31% 上昇↗
2022 01/03 134.62 12/30 102.81 -23.62% 下落↘
2021 01/04 122.35 12/31 133.96 9.48% 上昇↗
2020 01/02 112.13 12/31 121.84 8.65% 上昇↗
2019 01/02 94.75 12/31 111.10 17.26% 上昇↗
2018 01/02 120.38 12/31 94.68 -21.35% 下落↘
2017 01/03 94.78 12/29 119.23 25.80% 上昇↗
2016 01/04 91.91 12/30 94.03 2.31% 上昇↗
2015 01/02 95.35 12/31 92.87 -2.60% 下落↘
2014 01/02 101.34 12/31 95.31 -5.95% 下落↘
2013 01/02 92.42 12/31 102.94 11.38% 上昇↗
2012 01/03 79.42 12/31 90.89 14.44% 上昇↗
2011 01/03 100.37 12/30 77.57 -22.72% 下落↘
2010 01/04 84.19 12/31 99.62 18.33% 上昇↗
2009 04/06 52.62 12/31 81.72 55.30% 上昇↗

※補足説明: 各年の年間の騰落率を確認する。 騰落率= 各年の年始価格と年末価格の価格差を年始価格で割った値を算出する。 目的は投資資金に対して年間でいくら儲かったか(損したか)を確認する。 但し、単年の運用成績の為、将来予測が立て難い。

・各年の平均年間成長率の推移

「 表6. 設定日からの平均年間成長率の推移を示す。」
各年 騰落率 判断年始価格に対しての変動方向 平均年間 成長率
2024 0.87% 上昇↗ 4.45%
2023 11.31% 上昇↗ 4.70%
2022 -23.62% 下落↘ 4.24%
2021 9.48% 上昇↗ 6.76%
2020 8.65% 上昇↗ 6.54%
2019 17.26% 上昇↗ 6.35%
2018 -21.35% 下落↘ 5.32%
2017 25.80% 上昇↗ 8.79%
2016 2.31% 上昇↗ 6.83%
2015 -2.60% 下落↘ 7.49%
2014 -5.95% 下落↘ 9.27%
2013 11.38% 上昇↗ 12.60%
2012 14.44% 上昇↗ 12.91%
2011 -22.72% 下落↘ 12.40%
2010 18.33% 上昇↗ 35.56%
2009 55.30% 上昇↗ 55.30%

※補足説明: 騰落率の幾何平均(相乗平均)を算出する。 条件は設定日(2009/04/02)から上記、各年の12月末までの騰落率のみで算出する。 平均年間成長率= 各年の騰落率を幾何平均(相乗平均)で算出する。 目的は将来予測として投資資金に対して年間で平均的にいくら儲かるか(損するか)を確認する。

・各年の価格変動率の推移

「 表7. 年間の価格変動に伴うリスク(リターン)の推移を示す。」
各年 年始日付 年末日付 変化率A日足変動率/年 判断A 変化率B週足変動率/年 判断B 変化率C月足変動率/年 判断C
2024 01/02 12/31 13.18% 下落↘ 12.60% 下落↘ 9.48% 下落↘
2023 01/03 12/29 14.30% 下落↘ 15.59% 下落↘ 17.38% 下落↘
2022 01/03 12/30 22.58% 上昇↗ 20.78% 上昇↗ 22.89% 上昇↗
2021 01/04 12/31 13.89% 下落↘ 13.43% 下落↘ 11.35% 下落↘
2020 01/02 12/31 31.82% 上昇↗ 36.01% 上昇↗ 39.41% 上昇↗
2019 01/02 12/31 11.34% 下落↘ 10.09% 下落↘ 15.60% 下落↘
2018 01/02 12/31 14.94% 下落↘ 15.84% 下落↘ 13.09% 下落↘
2017 01/03 12/29 8.24% 下落↘ 7.31% 下落↘ 5.44% 下落↘
2016 01/04 12/30 17.04% 下落↘ 14.94% 下落↘ 11.97% 下落↘
2015 01/02 12/31 14.95% 下落↘ 14.38% 下落↘ 13.67% 下落↘
2014 01/02 12/31 11.64% 下落↘ 12.53% 下落↘ 13.12% 下落↘
2013 01/02 12/31 13.02% 下落↘ 10.75% 下落↘ 11.46% 下落↘
2012 01/03 12/31 16.55% 下落↘ 14.62% 下落↘ 21.40% 上昇↗
2011 01/03 12/30 28.72% 上昇↗ 26.40% 上昇↗ 24.85% 上昇↗
2010 01/04 12/31 23.35% 上昇↗ 22.80% 上昇↗ 24.21% 上昇↗
2009 04/06 12/31 24.91% 上昇↗ 22.07% 上昇↗ 22.11% 上昇↗

※補足説明: 設定日から去年12月末までの価格変動率(リスクとリターン)を年率で算出する。 目的は年間で平均的に価格変動率がある事を確認する。 条件は日足(営業日)の終値からヒストリカル・ボラティリティを算出する。 結果の変動率をそれぞれ判断基準 A、 B、 C とする。 日足の判断基準 A:18.53% / 年 週足の判断基準 B:18.13% / 年 月足の判断基準 C:18.77% / 年 価格の変動は日足より週足より月足の順で変動率は低下するところ、 週足より月足が高い。 ※上記表の変化率 A、 B、 C 算出条件 ・変化率 A は日足(営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。 ・変化率 B は週足(週末の営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。 ・変化率 C は月足(月初の営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。


【 特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 Google AI 解説

 はじめに作成経緯を記載します。   解説用スライド資料はGoogleアプリの" NotebookLM "を使用して作成しています。  資料内の数値は四半期や年毎に変わりますので概算(おおまかな値)として考えて下さい。  また、米国の運用会社の商品ですので通貨は米ドルです。   GoogleのAIが資料を解析して自動でスライド資料を作成しています。  どのような事が出来るのかテストを兼ねて使用しています。  運用商品の詳細は運用会社や証券会社のHPに記載されていますので調べて下さい。

VSS:スライド資料

 Google AI 質問内容及び解説内容を示す。  A.質問内容①: 暴落からの回復局面で利益を最大化する為の戦略を提案してください。  Q.回答内容: ティッカーコード「VSS」(Vanguard 全世界(米国除く)小型株式 ETF)に関する資料のみを厳選し、過去のデータ(表1〜表7)に基づいた暴落・回復局面の分析と、利益を最大化するための運用戦略を提言いたします。 1. 暴落・回復パターンの解析 過去のデータに基づき、大きな下落局面とその後の回復状況を数値的に解析します。 下落局面: 2011年の年間騰落率は -22.72% を記録し、高値から安値への騰落率は -29.12% に達しました。 2018年: 年間騰落率は -21.35% となり、高値から安値への騰落率は -28.33% でした。 2020年(コロナショック): 年始価格から安値(67.64ドル)まで、短期間に -39.67% という極めて大きな急落を記録しました。 2022年: 年間で -23.62% の下落となりました。 回復期における成長率: 2020年の急落後、安値から年末の高値にかけては 81.66% という驚異的な上昇を見せました。 設定日(2009年4月2日)からの平均年間成長率は、2024年末時点で 4.45% となっており、暴落を乗り越えながら着実な成長を維持しています。 2. リスク・リターンの評価とエントリータイミング 価格変動率の分析: 設定来の平均価格変動率(リスク)は、日足ベースで 18.53%/年、週足で 18.13%/年、月足で 18.77%/年です。 2020年には日足変動率が 31.82%、2011年には 28.72% まで急上昇しており、小型株特有の変動の大きさが示されています。 最適なエントリータイミング: (表7) の変化率(リスク)が平均(18.53%)を大幅に上回り(目安として25〜30%超)、かつ(表4) の騰落率が大きくマイナスに振れた局面こそが、回復局面でのリターンを最大化するための買い増しタイミングとなります。 3. 具体的な運用戦略 米国を除く世界の小型株に広く分散するVSSは、ポートフォリオに高い成長性をもたらす「攻めの資産(サテライト)」としての側面を持ちつつ、分散効果により「守りの資産(コア)」としての役割も果たします。 積立・購入計画: 分割購入の推奨します。小型株は大型株よりも価格が変動しやすい(表4、表7)ため、一度に全額を投入せず、心理的負担を軽減するために「12分割(毎月積立)」によるドル・コスト平均法を強く推奨します。 一括 vs 分割: 余裕資金が潤沢にある場合でも、VSSの価格変動率の高さ(2020年の -39.67% など)を考慮すると、目標合計運用資金に対して12回以上に分けて機械的に購入する計画が、暴落時の狼狽売りを防ぐために有効です。 分配金の再投資: 2024年の分配金利回りは 3.44% であり、平均年間分配金利回りも 2.76% と比較的高い水準です。 暴落時であっても、この分配金を再投資に回すことで、保有シェアを効率的に増やし、回復期のリターンを加速させることが可能です。 結論 VSSは、米国を除く全世界の小型株に 0.08% という極めて低い経費率で投資できる優れたETFです。 過去のデータは、 -30% -40% 級の暴落(表4)の後には、必ず強力な回復(2020年の安値から+81.66%など)が訪れていることを示しています。 短期的な価格変動率(約 18.53%)に惑わされず、12分割積立などの規律ある戦略と、約 2.76% の分配金を活かした複利運用を継続することが、世界経済の成長を享受するための鍵となります。 VSSへの投資は「世界中に種をまく小さな苗木たちの森」を育てるようなものです。時として激しい嵐(暴落)にさらされ、苗木が大きく揺れることもありますが、森全体には約4,800本もの多様な木々が植えられているため、一部が枯れても全体が全滅することはありません。嵐が過ぎ去った後に一気に成長する小型株の生命力を信じ、じっくりと時間をかけて森を大きくしていくことが大切です。


 A.質問内容②:  「ボラティリティが想定を超えた場合の最大リスク(ワーストシナリオ)」について解説して下さい。  Q.回答内容: 1. 前回の戦略的背景の再確認 前回のレポートでは、VSSを米国を除く全世界の小型株約4,800銘柄に分散投資する「攻めの資産(サテライト)」兼「守りの資産(コア)」と位置づけ、12分割の積立投資を提言しました。これは、2020年の年始比 -39.67% という急落の後に、安値から年末にかけて +81.66% という強力な回復局面(表4)が存在したデータに基づいています。 2. 本戦略に対する「反論」と「リスク」の検討 小型株分散戦略を採用する際に考慮すべき批判的側面とリスクを挙げます。 小型株特有の高価格変動率: データ内でも「小型株ETFの価格は、多くの場合、大型株ETFよりも大きく変動する」と明記されています。 カントリーリスクと新興国リスク: VSSは47カ国の非米国企業を対象としており、特に新興国市場における政治・経済の不安定さ(カントリーリスク)や通貨変動リスクの影響を強く受けます。 分配金の不確実性: 年間の分配金利回りは、2020年の 1.89% から2024年の 3.44% まで年ごとに大きな変動幅があります。平均年間分配金利回りは 2.76% (表2)ですが、将来の予測が立て難い点はインカムゲインを重視する投資家にとってのリスクとなります。 3. 価格変動率が想定を超えた場合の最大リスク(ワーストシナリオ) 「表7の価格変動率が想定を超えた場合」のワーストシナリオについて、過去のデータを用いて解析します。 異常な価格変動率の発生: (表7) 設定来の平均リスク(日足)は 18.53%/年ですが、2020年には 31.82%、2011年には 28.72% という極めて高い数値が記録されています。 ワーストシナリオ(資産の急激な毀損): 短期間での大幅下落: 価格変動率が30%を超える局面では、2020年のように一時的に資産が -39.67% 毀損する事態が発生します。ワーストシナリオでは、この水準を上回る下落(例:-50%超)が短期間で発生し、回復の兆しが見えない状態が続くことが想定されます。 成長率の停滞: (表6) 2024年末時点の平均年間成長率は 4.45% ですが、2011年のように年間騰落率が -22.72% を記録する年が重なると、長期的な期待リターンが大幅に押し下げられます。 最大のリスク(投資行動の失敗): 最大のリスクは、価格の乱高下に耐えきれず、底値近辺で狼狽売りを行い、長期的な成長(4.45%)を享受する前に市場から退場してしまうことです。 結論 VSSを用いた戦略における最大のリスクは、「小型株特有の激しい価格変動(表7における30%超の価格変動率)に直面した際、当初の積立計画を維持できなくなること」にあります。 0.08% という低経費率 と、3.44% (2024年)の分配金利回り は大きな魅力ですが、過去に年始比で約40%の価格下落(表4)を経験している事実は重く受け止めるべきです。ワーストシナリオ(想定外の価格変動率と資産の半減)を回避するためには、一括投資を避け、12分割以上の積立によって取得単価を徹底的に平準化し、平均年間成長率 4.45% (表6)という長期の趨勢を信じる規律が不可欠です。


出  典: バンガードETFのファクトシート及び運用報告書より。
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