⑧Vanguard:米国長期投資適格社債ETF【VCLT≫特徴|配当率|騰落率|リスク|解説】

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【 Vanguard≫特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 米国長期投資適格社債 ETF

 はじめに記載内容の構成を説明します。   1ページ目は年間の分配金(配当金)、 騰落率(成長率)、 リスク(変動率)を示します。   2ページ目はGoogleのAIによる解説を対話形式で示します。    表示画面の機能を説明します。   画面右側の数字で各ページにジャンプします。   (エレベータの行先階ボタンと同じイメージです)   🔼🔽は上下にスクロールします。   (マウスのホイール操作やスクロールバーでの操作が面倒くさい場合にお使い下さい。)

【 特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 Vanguard Long-Term Corporate Bond ETF

 ≪コア・サテライト戦略≫
 守りの資産(コア)と攻めの資産(サテライト)を判断する為、
 分配金利回り、騰落率、価格変動率(リスク)を調べる。

 VCLTは米国企業が発行する投資適格社債のETFです。  平均残存期間が約22.3年、平均デュレーション約12.1年  信用格付はA(約45%)、BBB(約40%)、他  (米国長期投資適格社債が対象)/約2,000債券

Vanguard・VCLT:価格グラフ,期間:最大
 ※補足説明:  過去から現在の価格推移をグラフで確認する。

・各年の分配金と利回りの推移

「 表1. 年間の分配金利回りを示す。(通貨:米ドル) 」
各年 分配金 年末日付 価格 分配金利回り
2025 4.180 2025/12/31 75.85 5.51%
2024 3.883 2024/12/31 74.78 5.19%
2023 3.744 2023/12/29 80.15 4.67%
2022 3.362 2022/12/30 75.71 4.44%
2021 3.254 2021/12/31 105.84 3.07%
2020 3.509 2020/12/31 111.07 3.15%
2019 3.866 2019/12/31 101.36 3.81%
2018 3.879 2018/12/31 85.18 4.55%
2017 3.837 2017/12/29 95.75 4.00%
2016 3.873 2016/12/30 89.35 4.33%
2015 3.940 2015/12/31 84.18 4.68%
2014 3.965 2014/12/31 92.42 4.29%
2013 4.010 2013/12/31 82.99 4.83%
2012 4.203 2012/12/31 91.71 4.58%
2011 3.951 2011/12/30 86.70 4.55%
2010 4.445 2010/12/31 77.52 5.73%
2009 0.496 2009/12/31 74.22 0.66%

※補足説明: 分配金利回り= 年間の分配金合計を年末価格で割った値を算出する。 目的は投資資金に対して単年で配当(分配金)がいくら貰えているか確認する。 但し、年毎の変動幅が有る為、将来の予測が立て難い。 2009年末からの年末価格の推移を確認する。 目的は分配金の額が同じでも価格が下落し、利回りが上昇する為。 ① 変化率:2.10%

・各年の平均年間利回りの推移

「 表2. 設定日からの平均年間分配金利回りの推移を示す。」
各年 分配金利回り 判断去年に対して分配金利回りの変動方向 平均年間 分配金利回り
2025 5.51% 上昇↗ 4.23%
2024 5.19% 上昇↗ 4.15%
2023 4.67% 上昇↗ 4.08%
2022 4.44% 上昇↗ 4.04%
2021 3.07% 下落↘ 4.01%
2020 3.15% 下落↘ 4.09%
2019 3.81% 下落↘ 4.17%
2018 4.55% 上昇↗ 4.21%
2017 4.00% 下落↘ 4.17%
2016 4.33% 下落↘ 4.20%
2015 4.68% 上昇↗ 4.18%
2014 4.29% 下落↘ 4.09%
2013 4.83% 上昇↗ 4.05%
2012 4.58% 上昇↗ 3.86%
2011 4.55% 下落↘ 3.63%
2010 5.73% 上昇↗ 3.17%
2009 0.66% 0.66%

※補足説明: 分配金利回りの幾何平均(相乗平均)を算出する。 条件は設定日(2009/11/19)から上記、各年の12月末までの分配金利回りのみで算出する。 平均年間分配金利回り= 各年の分配金利回りを幾何平均(相乗平均)で算出する。 目的は将来予測として投資資金に対して年間で平均的に配当(分配金)がいくら貰えるか確認する。 ① 最小値:0.66%、② 最大値:4.23%、③ 平均値:3.82%、④ 中央値:4.09%

・各年の価格の推移

「 表3. 年間の年始、年末の価格と安値と高値を示す。(通貨:米ドル) 」
各年 年始日付 日付X高値or安値/年 日付Y高値or安値/年 年末日付 年始価格 価格X高値or安値/年 価格Y高値or安値/年 年末価格
2025 01/02 04/10 10/28 12/31 74.79 69.16 78.17 75.85
2024 01/02 04/16 09/17 12/31 79.38 73.79 82.20 74.78
2023 01/03 02/02 10/19 12/29 76.56 82.45 67.66 80.15
2022 01/03 01/04 10/24 12/30 104.22 104.23 69.36 75.71
2021 01/04 03/18 12/31 110.32 98.85 105.84
2020 01/02 03/19 08/06 12/31 101.67 78.70 112.96 111.07
2019 01/02 01/04 08/28 12/31 85.58 85.37 103.47 101.36
2018 01/02 01/16 11/30 12/31 94.84 95.50 83.50 85.18
2017 01/03 03/13 12/15 12/29 89.53 87.42 96.40 95.75
2016 01/04 02/04 07/11 12/30 84.02 83.22 97.40 89.35
2015 01/02 01/30 12/30 12/31 93.15 97.63 83.72 84.18
2014 01/02 08/29 12/31 83.21 92.59 92.42
2013 01/02 05/02 08/21 12/31 91.32 93.31 79.64 82.99
2012 01/03 03/20 10/12 12/31 86.39 84.02 94.91 91.71
2011 01/03 02/04 11/01 12/30 77.72 75.45 87.99 86.70
2010 01/04 02/19 08/24 12/31 74.08 73.13 83.52 77.52
2009 11/23 11/30 12/28 12/31 75.26 76.00 73.38 74.22

※補足説明: 各年の年高値と年安値の価格推移を確認する。 目的は長期間のグラフでは単年の値動きが分かり難いので表で確認する。 但し、価格だけでは価格差(変動幅)が分かるだけなので、下記の表4.で騰落率を計算する。

・各年の騰落率の推移

「 表4. 年間の年始⇒(安値⇔高値)⇒年末の騰落率を示す。」
各年 騰落率X年始価格-価格X 判断1 騰落率X の状況 騰落率Y価格x-価格y 判断2 騰落率y の状況 騰落率 価格y-年末価格 判断3 騰落率の状況
2025 -7.52% 下落↘ 13.02% 上昇↗ -2.96% 下落↘
2024 -7.04% 下落↘ 11.39% 上昇↗ -9.02% 下落↘
2023 7.69% 上昇↗ -17.93% 下落↘ 18.45% 上昇↗
2022 0.00% 上昇↗ -33.45% 下落↘ 9.15% 上昇↗
2021 -10.39% 下落↘ 7.07% 上昇↗
2020 -22.59% 下落↘ 43.53% 上昇↗ -1.67% 下落↘
2019 -0.24% 下落↘ 21.20% 上昇↗ -2.03% 下落↘
2018 0.69% 上昇↗ -12.56% 下落↘ 2.01% 上昇↗
2017 -2.35% 下落↘ 10.27% 上昇↗ -0.67% 下落↘
2016 -0.95% 下落↘ 17.03% 上昇↗ -8.26% 下落↘
2015 4.80% 上昇↗ -14.24% 下落↘ 0.54% 上昇↗
2014 11.27% 上昇↗ -0.18% 下落↘
2013 2.17% 上昇↗ -14.65% 下落↘ 4.20% 上昇↗
2012 -2.74% 下落↘ 12.96% 上昇↗ -3.37% 下落↘
2011 -2.92% 下落↘ 16.62% 上昇↗ -1.46% 下落↘
2010 -1.28% 下落↘ 14.20% 上昇↗ -7.18% 下落↘
2009 0.98% 上昇↗ -3.44% 下落↘ 1.14% 上昇↗

※補足説明: 上記、表3.の単年の価格変動に対して騰落率の推移を確認する。 騰落率= 価格差(変動幅)を変化前の価格で割った値を算出する。 目的は投資に対する心構えを作り状況を想定して事前に準備する。 価格推移と騰落率推移の表からピンチの後にチャンスが見えてくる。

・各年の年間騰落率の推移

「 表5. 年間の年始⇒年末の騰落率を示す。(通貨:米ドル) 」
各年 年始日付 年始価格 年末日付 年末価格 騰落率 判断
2025 01/02 74.79 12/31 75.85 1.40% 上昇↗
2024 01/02 79.38 12/31 74.78 -5.78% 下落↘
2023 01/03 76.56 12/29 80.15 4.68% 上昇↗
2022 01/03 104.22 12/30 75.71 -27.35% 下落↘
2021 01/04 110.32 12/31 105.84 -4.05% 下落↘
2020 01/02 101.67 12/31 111.07 9.23% 上昇↗
2019 01/02 85.58 12/31 101.36 18.44% 上昇↗
2018 01/02 94.84 12/31 85.18 -10.19% 下落↘
2017 01/03 89.53 12/29 95.75 6.95% 上昇↗
2016 01/04 84.02 12/30 89.35 6.34% 上昇↗
2015 01/02 93.15 12/31 84.18 -9.63% 下落↘
2014 01/02 83.21 12/31 92.42 11.07% 上昇↗
2013 01/02 91.32 12/31 82.99 -9.12% 下落↘
2012 01/03 86.39 12/31 91.71 6.16% 上昇↗
2011 01/03 77.72 12/30 86.70 11.55% 上昇↗
2010 01/04 74.08 12/31 77.52 4.64% 上昇↗
2009 11/23 75.26 12/31 74.22 -1.38% 下落↘

※補足説明: 各年の年間の騰落率を確認する。 騰落率= 各年の年始価格と年末価格の価格差を年始価格で割った値を算出する。 目的は投資資金に対して年間でいくら儲かったか(損したか)を確認する。 但し、単年の運用成績の為、将来予測が立て難い。

・各年の平均年間成長率の推移

「 表6. 設定日からの平均年間成長率の推移を示す。」
各年 騰落率 判断年始価格に対しての変動方向 平均年間 成長率
2025 1.40% 上昇↗ 0.16%
2024 -5.78% 下落↘ 0.08%
2023 4.68% 上昇↗ 0.48%
2022 -27.35% 下落↘ 0.19%
2021 -4.05% 下落↘ 2.70%
2020 9.23% 上昇↗ 3.28%
2019 18.44% 上昇↗ 2.76%
2018 -10.19% 下落↘ 1.31%
2017 6.95% 上昇↗ 2.67%
2016 6.34% 上昇↗ 2.15%
2015 -9.63% 下落↘ 1.56%
2014 11.07% 上昇↗ 3.56%
2013 -9.12% 下落↘ 2.12%
2012 6.16% 上昇↗ 5.14%
2011 11.55% 上昇↗ 4.80%
2010 4.64% 上昇↗ 1.59%
2009 -1.38% 下落↘ -1.38%

※補足説明: 騰落率の幾何平均(相乗平均)を算出する。 条件は設定日(2009/11/19)から上記、各年の12月末までの騰落率のみで算出する。 平均年間成長率= 各年の騰落率を幾何平均(相乗平均)で算出する。 目的は将来予測として投資資金に対して年間で平均的にいくら儲かるか(損するか)を確認する。 直近4年間の平均年間成長率:-7.67% / 年

・各年の価格変動率の推移

「 表7. 年間の価格変動に伴うリスク(リターン)の推移を示す。」
各年 年始日付 年末日付 変化率A日足変動率/年 判断A 変化率B週足変動率/年 判断B 変化率C月足変動率/年 判断C
2025 01/02 12/31 11.49% 下落↘ 11.55% 下落↘ 10.61% 下落↘
2024 01/02 12/31 10.49% 下落↘ 10.86% 下落↘ 11.96% 上昇↗
2023 01/03 12/29 14.27% 上昇↗ 13.95% 上昇↗ 18.74% 上昇↗
2022 01/03 12/30 17.52% 上昇↗ 16.12% 上昇↗ 19.88% 上昇↗
2021 01/04 12/31 10.31% 下落↘ 8.65% 下落↘ 7.05% 下落↘
2020 01/02 12/31 24.28% 上昇↗ 32.99% 上昇↗ 16.95% 上昇↗
2019 01/02 12/31 7.65% 下落↘ 8.94% 下落↘ 6.77% 下落↘
2018 01/02 12/31 6.87% 下落↘ 7.97% 下落↘ 5.67% 下落↘
2017 01/03 12/29 6.64% 下落↘ 6.36% 下落↘ 3.65% 下落↘
2016 01/04 12/30 8.55% 下落↘ 9.42% 下落↘ 11.74% 上昇↗
2015 01/02 12/31 10.13% 下落↘ 9.47% 下落↘ 11.17% 下落↘
2014 01/02 12/31 7.41% 下落↘ 7.42% 下落↘ 5.33% 下落↘
2013 01/02 12/31 9.80% 下落↘ 11.33% 下落↘ 10.43% 下落↘
2012 01/03 12/31 8.46% 下落↘ 8.19% 下落↘ 7.36% 下落↘
2011 01/03 12/30 11.81% 下落↘ 10.25% 下落↘ 10.47% 下落↘
2010 01/04 12/31 10.78% 下落↘ 8.17% 下落↘ 7.29% 下落↘
2009 11/23 12/31 9.20% 下落↘ 12.28% 下落↘

※補足説明: 設定日から去年12月末までの価格変動率(リスクとリターン)を年率で算出する。 目的は年間で平均的に価格変動率がある事を確認する。 条件は日足(営業日)の終値からヒストリカル・ボラティリティを算出する。 結果の変動率をそれぞれ判断基準 A、 B、 C とする。 日足の判断基準 A:11.82% / 年 週足の判断基準 B:12.79% / 年 月足の判断基準 C:11.34% / 年 価格の変動は日足より週足より月足の順で変動率は低下するところ、 週足が最も高い。 ※上記表の変化率 A、 B、 C 算出条件 ・変化率 A は日足(営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。 ・変化率 B は週足(週末の営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。 ・変化率 C は月足(月初の営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。


【 特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 Google AI 解説

 はじめに作成経緯を記載します。   解説用スライド資料はGoogleアプリの" NotebookLM "を使用して作成しています。  資料内の数値は四半期や年毎に変わりますので概算(おおまかな値)として考えて下さい。  また、米国の運用会社の商品ですので通貨は米ドルです。   GoogleのAIが資料を解析して自動でスライド資料を作成しています。  どのような事が出来るのかテストを兼ねて使用しています。  運用商品の詳細は運用会社や証券会社のHPに記載されていますので調べて下さい。

VCLT:スライド資料

 Google AI 質問内容及び解説内容を示す。  A.質問内容①: 暴落からの回復局面で利益を最大化する為の戦略を提案してください。  Q.回答内容: ティッカーコード「VCLT」(Vanguard 米国長期投資適格社債 ETF)に関する資料のみを厳選し、過去のデータ(表1〜表7)に基づいた運用戦略を提言いたします。 1. 動的金利感応度解析 金利上昇の影響を強く受けた2022年の年間騰落率は -27.35% を記録しました。デュレーション 12.1年に基づき逆算すると、理論上は約 2.26% の金利上昇に相当します。 実際の米国30年債利回りの動き(2.01% から 3.97% への上昇)と照らし合わせると、実際の金利上昇幅 1.96% に対し、理論値(2.26%)を上回る大幅な価格下落が発生しており、長期社債特有の信用リスク(スプレッドの拡大)が価格変動を増幅させたことが解析されます。 2007年から 2010年の移行期においては、30年債利回りが 4.81%(2007年始)から 4.34%(2010年末)へと低下局面へ入りました。2025年末の利回りは 4.84% であり、2007年当時の高利回り水準と極めて類似しています。当時の金利低下局面を経て、年間騰落率で 2011年は 11.55% のを記録した過去の再現性を考慮すると、現在の水準からの金利サイクル転換は極めて大きな成長への期待を抱かせます。 2. リスク評価 表7、ボラティリティを解析すると、2022年の日足変動率は 17.52%、2023年には 14.27% に達しており、長期債としての非常に高い価格変動リスクを含んでいます。最適なエントリータイミングは、この変動率がピークアウトし、金利の先行き不透明感が払拭される時期であると考察します。インカムの安定性に関しては、2025年末の分配金利回りが 5.51% と高く、価格下落時の強力なクッション機能として期待できます。 3. 具体的な運用戦略 ① 運用戦略: 経費率 0.03% という圧倒的な低コストと、3,114銘柄におよぶ超分散、および構成銘柄のほぼ 100% が投資適格(BBB以上)という高い信用力が強みです。ポートフォリオの「守りの資産」でありながら、金利低下局面ではキャピタルゲインを狙う戦略的なリバランスを推奨します。 ② 3つの金利シナリオ予測 パターンA (2007-2010年型): 金利が急低下した場合、12.1%の感応度を武器に、最大級のキャピタルゲインを狙います。 パターンB (正常化型): 金利が安定局面に入れば、平均年間分配金利回り 4.23%(2025年末)によるインカムと成長を両立します。 パターンC (高止まり型): 高金利が継続する場合、5.51% の分配金利回りを活用した再投資戦略により、将来の反発に備えます。 ③ 分散効果と計画: 株式(S&P500など)との値動きの異なる高品質な資産として、景気後退局面での分散効果を狙いながら、金利低下の兆候に合わせて段階的に「守り」から「攻め」へシフトする運用計画を提言します。 ④ インカム最大化:2025年の分配金利回り 5.51% を確実に享受するため、一括購入ではなく、5〜10回程度の分割購入により、時間的分散を図ることが賢明です。 ⑤ ターゲット適合性とシミュレーション 計算:年間騰落率が -10.0% の下落を想定。分配金利回り 5.51% から年間経費率 0.03% を差し引き、平均年間成長率(2025年末 0.16%)を加味します。 分析:実質的な年間回復力は約 5.64% となり、約 1.8年で価格下落分をインカムと成長で補填できる計算です。将来の金利低下を確信する投資家にとって、本ETFは最強の解決策となります。 結論 VCLTは、長期債としての高い金利感応度により、ポートフォリオの分散効果を高める安定剤として機能するだけでなく、金利低下局面では爆発的な潜在的な利益の源泉となります。 備考 トータルリターンの数値の罠についても留意が必要です。運用報告書などの再投資込みの数値は魅力的ですが、実際には分配金が少額の場合、ETFの 1単位価格に満たないため再購入できません。また、購入手数料の負担を考慮すると、ある程度まとまった金額での運用が不可欠であり、数値上のリターンがそのまま個人投資家の手元に残るわけではない点に注意してください。


 A.質問内容②:  「ボラティリティが想定を超えた場合の最大リスク(ワーストシナリオ)」について解説して下さい。  Q.回答内容: 1. 運用戦略への「反論」と「リスク」 VCLTを「守りの資産」や「安定したインカム源」として推奨する戦略には、長期債特有の極大化された金利感応度(デュレーションリスク)と信用リスクの二重の脆弱性という重大な欠陥があります。スライド資料で特定された平均デュレーション 12.1年は、市場金利が 1% 上昇した際に価格が約 12.1% 毀損することを意味します。表6、2025年末の平均年間成長率は 0.16% と極めて低く、直近4年間に限れば -7.67% / 年と資産価値は実質的に大幅な減少を続けています。また、構成銘柄の 42.2% が「BBB格」であり、景気後退局面で信用スプレッドが拡大した際には、国債を遥かに上回る価格暴落のリスクを含んでいます。 2. ボラティリティが想定を超えた場合の最大リスク ワーストシナリオ: インフレの再燃によりが市場の予測を大幅に超える急激な利上げを継続し、同時に深刻な不況懸念から投資適格社債のスプレッドが急拡大する市場環境を想定します。 価格下落率: 表5、急激な利上げが行われた2022年の年間騰落率は -27.35% という、債券投資の常識を覆す破壊的な損失を記録しました。 期中最大ドローダウン: 表4、2022年には年初価格(104.22ドル)から安値(69.36ドル)まで価格が崩れ、高値から安値の騰落率は -33.45% に達しました。これは長期投資家であっても許容しがたい元本毀損のリスクを含んでいます。 変動率のピーク: 表7、2020年の日足変動率は 24.28%、週足変動率は 32.99% という異常値に達しています。ボラティリティがこれら過去のピークを更新した場合、数日で年間分配金利回り(2025年末 5.51%)の数倍を吹き飛ばす価格毀損が発生し、投資家のパニック売りを誘発するリスクが極めて高いです。 3. 結論 VCLTは 0.03% という超低コストを誇りますが、その実態は「金利リスクと信用リスクが極大化されたハイリスク商品」です。平均年間成長率が近年マイナス圏にある現状では、目先の高い分配金利回りに目を奪われ、資本の欠損リスクを軽視することは、ポートフォリオ全体に致命的なダメージを与えるリスクを含んでいます。 4. 備考 上記リスクを回避するために、以下の対策が不可欠です。 為替リスクの管理: 米ドル建て資産であるため、日本の投資家にとっては、米国の金利低下(債券価格上昇)が円高を伴う場合、日本円換算でのリターンが相殺またはマイナスになるデメリットを考慮してください。 時間的分散の徹底: 年間を通じて 10ドル以上の価格差(変動幅)が生じることは珍しくありません。一括購入を避け、5〜10回程度の分割購入により取得単価を平準化すべきです。


出  典: バンガードETFのファクトシート及び運用報告書より。
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