3️⃣SPDR:マルチ・アセット・リアル・リターン(アクティブ運用)ETF【RLY≫特徴|配当率|騰落率|リスク|解説】

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【 SPDR≫特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 RLY(マルチ・アセット・リアル・リターン)マルチアセットETF

 はじめに記載内容の構成を説明します。   1ページ目は年間の分配金(配当金)、 騰落率(成長率)、 リスク(変動率)を示します。   2ページ目はGoogleのAIによる解説を対話形式で示します。    表示画面の機能を説明します。   画面右側の数字で各ページにジャンプします。   (エレベータの行先階ボタンと同じイメージです)   🔼🔽は上下にスクロールします。   (マウスのホイール操作やスクロールバーでの操作が面倒くさい場合にお使い下さい。)

【 特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 SPDR SSGA Multi-Asset Real Return ETF

 ≪コア・サテライト戦略≫
 守りの資産(コア)と攻めの資産(サテライト)を判断する為、
 分配金利回り、騰落率、価格変動率(リスク)を調べる。

 RLYは世界中の様々な資産クラスに分散投資する。  複数のETFを組み合わせることで、株式、債券、コモディティのバランスを取り、  インフレリスクを軽減しながら長期的な成長を目指すETFです。  (ETFが対象)/約11銘柄

SPDR・RLY:価格グラフ,期間:最大
 ※補足説明:  過去から現在の価格推移をグラフで確認する。  RLYを調べる。  1.マルチ・アセット・リアル・リターンとは:  複数の資産クラス(マルチ・アセット)に分散投資し、  インフレを考慮した実質収益(リアル・リターン)を目指す戦略を指します。

・各年の分配金と利回りの推移

「 表1. 年間の分配金利回りを示す。(通貨:米ドル) 」
各年 分配金 年末日付 価格 分配金利回り
2025 1.018 2025/12/31 31.52 3.22%
2024 0.894 2024/12/31 27.02 3.30%
2023 1.008 2023/12/29 27.22 3.70%
2022 1.560 2022/12/30 27.54 5.66%
2021 3.280 2021/12/31 27.00 12.14%
2020 0.533 2020/12/31 24.66 2.16%
2019 0.878 2019/12/31 25.41 3.45%
2018 0.627 2018/12/31 22.75 2.75%
2017 0.490 2017/12/29 26.43 1.85%
2016 0.506 2016/12/30 24.41 2.07%
2015 0.400 2015/12/31 22.25 1.79%
2014 0.504 2014/12/31 26.63 1.89%
2013 0.625 2013/12/31 29.06 2.15%
2012 0.559 2012/12/31 30.64 1.82%

※補足説明: 分配金利回り= 年間の分配金合計を年末価格で割った値を算出する。 目的は投資資金に対して単年で配当(分配金)がいくら貰えているか確認する。 但し、年毎の変動幅が有る為、将来の予測が立て難い。 2012年末からの年末価格の推移を確認する。 目的は分配金の額が同じでも価格が下落し、利回りが上昇する為。 ① 変化率:2.80%

・各年の平均年間利回りの推移

「 表2. 設定日からの平均年間分配金利回りの推移を示す。」
各年 分配金利回り 判断去年に対して分配金利回りの変動方向 平均年間 分配金利回り
2025 3.22% 下落↘ 3.39%
2024 3.30% 下落↘ 3.41%
2023 3.70% 下落↘ 3.41%
2022 5.66% 下落↘ 3.39%
2021 12.14% 上昇↗ 3.16%
2020 2.16% 下落↘ 2.21%
2019 3.45% 上昇↗ 2.22%
2018 2.75% 上昇↗ 2.04%
2017 1.85% 下落↘ 1.93%
2016 2.07% 上昇↗ 1.94%
2015 1.79% 下落↘ 1.91%
2014 1.89% 下落↘ 1.95%
2013 2.15% 上昇↗ 1.98%
2012 1.82% 1.82%

※補足説明: 分配金利回りの幾何平均(相乗平均)を算出する。 条件は設定日(2012/04/25)から上記、各年の12月末までの分配金利回りのみで算出する。 平均年間分配金利回り= 各年の分配金利回りを幾何平均(相乗平均)で算出する。 目的は将来予測として投資資金に対して年間で平均的に配当(分配金)がいくら貰えるか確認する。 ① 最小値:1.82%、② 最大値:3.41%、③ 平均値:2.48%、④ 中央値:2.13%

・各年の価格の推移

「 表3. 年間の年始、年末の価格と安値と高値を示す。(通貨:米ドル) 」
各年 年始日付 日付X高値or安値/年 日付Y高値or安値/年 年末日付 年始価格 価格X高値or安値/年 価格Y高値or安値/年 年末価格
2025 01/02 04/08 12/26 12/31 27.21 25.82 31.78 31.52
2024 01/02 02/13 10/07 12/31 27.19 25.99 29.18 27.02
2023 01/03 01/26 10/05 12/29 27.15 29.10 25.89 27.22
2022 01/03 06/07 09/26 12/30 27.17 32.15 25.64 27.54
2021 01/04 10/20 12/31 24.66 30.45 27.00
2020 01/02 01/06 03/18 12/31 25.47 25.54 17.05 24.66
2019 01/02 12/23 12/31 22.80 25.70 25.41
2018 01/02 01/24 12/24 12/31 26.66 27.48 22.58 22.75
2017 01/03 07/07 12/29 24.43 23.70 26.43
2016 01/04 01/20 08/18 12/30 22.08 20.53 24.94 24.41
2015 01/02 05/15 12/14 12/31 26.64 27.52 22.12 22.25
2014 01/02 06/23 12/15 12/31 28.79 31.21 26.14 26.63
2013 01/02 02/01 06/24 12/31 30.99 31.29 27.36 29.06
2012 04/26 06/04 09/14 12/31 30.16 27.62 31.68 30.64

※補足説明: 各年の年高値と年安値の価格推移を確認する。 目的は長期間のグラフでは単年の値動きが分かり難いので表で確認する。 但し、価格だけでは価格差(変動幅)が分かるだけなので、下記の表4.で騰落率を計算する。

・各年の騰落率の推移

「 表4. 年間の年始⇒(安値⇔高値)⇒年末の騰落率を示す。」
各年 騰落率X年始価格-価格X 判断1 騰落率X の状況 騰落率Y価格x-価格y 判断2 騰落率y の状況 騰落率 価格y-年末価格 判断3 騰落率の状況
2025 -5.10% 下落↘ 23.08% 上昇↗ -0.81% 下落↘
2024 -4.41% 下落↘ 12.27% 上昇↗ -7.40% 下落↘
2023 7.18% 上昇↗ -11.03% 下落↘ 5.13% 上昇↗
2022 18.32% 上昇↗ -20.24% 下落↘ 7.41% 上昇↗
2021 23.47% 上昇↗ -11.33% 下落↘
2020 0.27% 上昇↗ -33.24% 下落↘ 44.63% 上昇↗
2019 12.71% 上昇↗ -1.12% 下落↘
2018 3.07% 上昇↗ -17.83% 下落↘ 0.75% 上昇↗
2017 -2.98% 下落↘ 11.51% 上昇↗
2016 -7.01% 下落↘ 21.48% 上昇↗ -2.12% 下落↘
2015 3.30% 上昇↗ -19.62% 下落↘ 0.58% 上昇↗
2014 8.40% 上昇↗ -16.24% 下落↘ 1.87% 上昇↗
2013 0.96% 上昇↗ -12.55% 下落↘ 6.21% 上昇↗
2012 -8.42% 下落↘ 14.69% 上昇↗ -3.28% 下落↘

※補足説明: 上記、表3.の単年の価格変動に対して騰落率の推移を確認する。 騰落率= 価格差(変動幅)を変化前の価格で割った値を算出する。 目的は投資に対する心構えを作り状況を想定して事前に準備する。 価格推移と騰落率推移の表からピンチの後にチャンスが見えてくる。

・各年の年間騰落率の推移

「 表5. 年間の年始⇒年末の騰落率を示す。(通貨:米ドル) 」
各年 年始日付 年始価格 年末日付 年末価格 騰落率 判断
2025 01/02 27.21 12/31 31.52 15.83% 上昇↗
2024 01/02 27.19 12/31 27.02 -0.62% 下落↘
2023 01/03 27.15 12/29 27.22 0.25% 上昇↗
2022 01/03 27.17 12/30 27.54 1.32% 上昇↗
2021 01/04 24.66 12/31 27.00 9.48% 上昇↗
2020 01/02 25.47 12/31 24.66 -3.14% 下落↘
2019 01/02 22.80 12/31 25.41 11.44% 上昇↗
2018 01/02 26.66 12/31 22.75 -14.66% 下落↘
2017 01/03 24.43 12/29 26.43 8.18% 上昇↗
2016 01/04 22.08 12/30 24.41 10.55% 上昇↗
2015 01/02 26.64 12/31 22.25 -16.47% 下落↘
2014 01/02 28.79 12/31 26.63 -7.50% 下落↘
2013 01/02 30.99 12/31 29.06 -6.22% 下落↘
2012 04/26 30.16 12/31 30.64 1.59% 上昇↗

※補足説明: 各年の年間の騰落率を確認する。 騰落率= 各年の年始価格と年末価格の価格差を年始価格で割った値を算出する。 目的は投資資金に対して年間でいくら儲かったか(損したか)を確認する。 但し、単年の運用成績の為、将来予測が立て難い。

・各年の平均年間成長率の推移

「 表6. 設定日からの平均年間成長率の推移を示す。」
各年 騰落率 判断年始価格に対しての変動方向 平均年間 成長率
2025 15.83% 上昇↗ 0.27%
2024 -0.62% 下落↘ -0.84%
2023 0.25% 上昇↗ -0.86%
2022 1.32% 上昇↗ -0.96%
2021 9.48% 上昇↗ -1.18%
2020 -3.14% 下落↘ -2.30%
2019 11.44% 上昇↗ -2.20%
2018 -14.66% 下落↘ -4.00%
2017 8.18% 上昇↗ -2.10%
2016 10.55% 上昇↗ -4.04%
2015 -16.47% 下落↘ -7.37%
2014 -7.50% 下落↘ -4.13%
2013 -6.22% 下落↘ -2.39%
2012 1.59% 上昇↗ 1.59%

※補足説明: 騰落率の幾何平均(相乗平均)を算出する。 条件は設定日(2012/04/25)から上記、各年の12月末までの騰落率のみで算出する。 平均年間成長率= 各年の騰落率を幾何平均(相乗平均)で算出する。 目的は将来予測として投資資金に対して年間で平均的にいくら儲かるか(損するか)を確認する。

・各年の価格変動率の推移

「 表7. 年間の価格変動に伴うリスク(リターン)の推移を示す。」
各年 年始日付 年末日付 変化率A日足変動率/年 判断A 変化率B週足変動率/年 判断B 変化率C月足変動率/年 判断C
2025 01/02 12/31 12.61% 下落↘ 11.47% 下落↘ 8.93% 下落↘
2024 01/02 12/31 10.11% 下落↘ 10.01% 下落↘ 8.49% 下落↘
2023 01/03 12/29 12.58% 下落↘ 13.16% 下落↘ 13.76% 上昇↗
2022 01/03 12/30 18.84% 上昇↗ 19.18% 上昇↗ 18.15% 上昇↗
2021 01/04 12/31 17.19% 上昇↗ 16.62% 上昇↗ 11.33% 下落↘
2020 01/02 12/31 24.77% 上昇↗ 27.85% 上昇↗ 29.52% 上昇↗
2019 01/02 12/31 8.36% 下落↘ 7.74% 下落↘ 13.39% 下落↘
2018 01/02 12/31 11.85% 下落↘ 11.30% 下落↘ 10.99% 下落↘
2017 01/03 12/29 7.19% 下落↘ 6.86% 下落↘ 4.13% 下落↘
2016 01/04 12/30 11.09% 下落↘ 10.03% 下落↘ 10.29% 下落↘
2015 01/02 12/31 11.87% 下落↘ 11.59% 下落↘ 10.89% 下落↘
2014 01/02 12/31 9.11% 下落↘ 9.82% 下落↘ 11.28% 下落↘
2013 01/02 12/31 10.40% 下落↘ 9.05% 下落↘ 9.29% 下落↘
2012 04/26 12/31 11.99% 下落↘ 11.78% 下落↘ 16.49% 上昇↗

※補足説明: 設定日から去年12月末までの価格変動率(リスクとリターン)を年率で算出する。 目的は年間で平均的に価格変動率がある事を確認する。 条件は日足(営業日)の終値からヒストリカル・ボラティリティを算出する。 結果の変動率をそれぞれ判断基準 A、 B、 C とする。 日足の判断基準 A:13.47% / 年 週足の判断基準 B:13.56% / 年 月足の判断基準 C:13.42% / 年 価格の変動は日足より週足より月足の順で変動率は低下するところ、 週足が最も高い。 ※上記表の変化率 A、 B、 C 算出条件 ・変化率 A は日足(営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。 ・変化率 B は週足(週末の営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。 ・変化率 C は月足(月初の営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。


【 特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 Google AI 解説

 はじめに作成経緯を記載します。   解説用スライド資料はGoogleアプリの" NotebookLM "を使用して作成しています。  資料内の数値は四半期や年毎に変わりますので概算(おおまかな値)として考えて下さい。  また、米国の運用会社の商品ですので通貨は米ドルです。   GoogleのAIが資料を解析して自動でスライド資料を作成しています。  どのような事が出来るのかテストを兼ねて使用しています。  運用商品の詳細は運用会社や証券会社のHPに記載されていますので調べて下さい。

RLY:スライド資料

 Google AI 質問内容及び解説内容を示す。  A.質問内容①: 暴落からの回復局面で利益を最大化する為の戦略を提案してください。  Q.回答内容: ティッカーコード「RLY」(SPDR マルチ・アセット・リアル・リターン(アクティブ運用) ETF)に関する資料のみを厳選し、過去のデータ(表1〜表7)に基づいた暴落・回復局面の分析と、利益を最大化するための運用戦略を提言いたします。 1. 暴落・回復パターンの解析 主要な下落局面と回復パターンを分析します。 最大の下落局面(2020年):コロナショック時、価格(25.54ドル)から安値の価格(17.05ドル)まで下落し、騰落率において -33.24% という極めて大きな暴落を記録しました。しかし、同年末には24.66ドルまで回復しており、単年の年間騰落率は -3.14% に留まっています。 その他の大幅下落(2022年、2018年):2022年は騰落率で -20.24%、2018年は騰落率で -17.83% の下落を経験しています。 回復パターン:2018年の大幅な価格調整(年間騰落率 -14.66%)の後、翌2019年には11.44%のプラス成長に転じています。また、2022年の下落後も、2023年(0.25%)、2024年(-0.62%)、2025年(15.83%)と推移し、2025年末には31.52ドルに達して2021年末(27.00ドル)の水準を大きく上回る回復を見せています。平均年間成長率は直近(2025年時点)で0.27%と、長期では元本維持〜微増の傾向にあります。 2. リスク・リターンの評価と最適なエントリータイミング 表7、価格変動率の推移に基づき評価します。 リスク特性:設定来の平均ボラティリティは、日足(13.47%)、週足(13.56%)、月足(13.42%)となっており、特に週足の変動率が最も高いという特徴があります。 エントリータイミングの考察:表4、騰落率が大幅なマイナスを記録したタイミングが歴史的な好機です。具体的には、2020年の -33.24% や2022年の -20.24% のように、月足ボラティリティ(2020年は29.52%)が急騰した直後の「恐怖局面」でのエントリーが、その後の回復による利益最大化に寄与すると考えられます。 3. 具体的な運用戦略 ① 運用戦略:インフレ連動債、不動産、コモディティなど、インフレヘッジ効果の高い「実物資産」へ機動的に投資するアクティブ運用ETFです。SSGAの専門チームが資産配分を調整するため、投資家はリバランスをプロに委ね、インフレ局面での購買力維持を目的とした長期保有が基本となります。 ② 一括購入か分割購入かの提言:週足のボラティリティが13.56%と相対的に高く、2018年や2020年のような急激な変動があるため、一括購入よりも12回〜24回程度の分割購入を推奨します。これにより取得単価を平滑化し、下落時の心理的ダメージを軽減できます。 ③ リターンとリスクの関係性:2025年時点の平均年間分配金利回りは3.39%、平均年間成長率は0.27%であり、トータルリターンは約3.66%となります。約13.4%の価格変動リスク(ボラティリティ)に対し、リターンはやや控えめですが、株式や債券とは異なる「実物資産」への分散によるポートフォリオ全体のリスク低減効果が期待されます。 ④ 投資家ターゲットへの提言:「伝統的な株式・債券以外の分散先を探しており、特に将来のインフレに備えて資産の目減りを防ぎたい長期投資家」に最適です。 ⑤ 分配金による損失補填シミュレーション: 計算: 2018年の年間騰落率 -14.66% を、平均年間分配金利回り3.39%で補填する場合、約4.32年の継続保有が必要です。 分析: 分配金利回りは年によって1.8%〜12.1%と非常に幅があり、2021年のように12.14%(特別分配等を含む可能性)を記録することもあります。過去の平均値(2.48%)で見ても6年程度で補填できる計算となり、長期保有を前提とすれば下落リスクをインカムで相殺できる可能性は高いと判断します。 4. 結論 RLYは、インフレ環境下で真価を発揮する「実物資産」のパッケージ商品です。一時的に -30% を超える下落(2020年)もあり得ますが、アクティブ運用による機動的な配分変更と、年率3%前後の分配金が下支えとなります。ポートフォリオの中核を補完する「サテライト戦略」として活用することで、インフレによる資産毀損を防ぐ強力なツールとなり得ます。 5. 備考 本銘柄は、一般的なETFとは異なり「週足の変動率(13.56%)が最も高い」という特異なデータが出ています。これは短中期の市場の揺らぎが価格に反映されやすい性質を示しており、積立投資による時間分散の効果がより発揮されやすい銘柄と言えます。 経費率が0.50%とアクティブ運用相応のコストがかかる点、および天然資源やコモディティへの露出が大きいため(計約58%)、地政学リスクの影響を強く受ける点には注意が必要です。


 A.質問内容②:  「ボラティリティが想定を超えた場合の最大リスク(ワーストシナリオ)」について解説して下さい。  Q.回答内容: 1. 運用戦略への「反論」と「リスク」 高コストと低成長の乖離:本銘柄の経費率は 0.50% です。一方で、設定来の平均年間成長率(表6)は 0.27% に留まっており、運用コストがキャピタルゲインを上回る状態が常態化しています。 頻繁な元本割れリスク:表5、2012年から2025年の14年間で、2013年(-6.22%)、2014年(-7.50%)、2015年(-16.47%)、2018年(-14.66%)、2020年(-3.14%)、2024年(-0.62%)と、計6回(約4割の確率)で年間収益がマイナスとなっています。 セクター偏重によるボラティリティの増幅:実物資産への分散を謳っていますが、構成比率は「天然資源(33.99%)」と「コモディティ(24.75%)」で計約58%を占めています。これはインフレ時には有効ですが、景気後退局面ではこれらのセクターが同時に暴落するリスクを内包しています。 2. ボラティリティが想定を超えた場合の最大リスク 最大価格下落率:2020年のコロナショック時、騰落率において -33.24% という極めて甚大な価格崩壊を記録しました。 異常ボラティリティの数値:設定来の平均週足変動率は 13.56% ですが、2020年には一時 27.85%(週足)および 29.52%(月足)まで跳ね上がりました。これは、通常時の2倍以上の激しい値動きが数ヶ月にわたって続く可能性を示唆しています。 市場環境の想定:「世界的な流動性危機」が発生し、株式・債券のみならず、インフレヘッジ資産であるコモディティや不動産(実物資産)までがキャッシュ化のために一斉に売却される局面が最悪のシナリオです。この場合、マルチアセットによる分散効果は完全に消失し、資産の3分の1を短期間で失うことになります。 3. 結論 RLYは「インフレ対策」という特定の目的には合致するものの、「週足のボラティリティが最も高い(13.56%)」という不安定な構造を持ち、0.50%の経費率に見合うだけの安定したキャピタル成長を過去に示せていません。ワーストシナリオでは -33% を超える下落があり得るため、資産形成の主要な期待リターン源として頼るにはリスクが高すぎる銘柄です。 4. 備考 上記リスクを回避・緩和するための補足アドバイス 新NISAの成長投資枠での利用:本銘柄を新NISAで運用する場合、年間騰落率がマイナスになる年が頻発する(過去14年で6回)ため、損益通算ができないNISA制度のデメリットが強く出ます。非課税メリットを活かすには、より確実にプラスの成長率が見込める銘柄を優先すべきです。 円安リスクの考慮:RLYは米ドル建て資産であるため、米国で実物資産が売られるパニック時に「円高」が重なると、日本円ベースでの損失は -40% を超える致命的なレベルに達する恐れがあります。インフレヘッジのつもりで保有した資産が、為替と価格のダブルパンチで大幅に毀損するリスクを常に意識したポジションサイズに留めるべきです。


出  典: ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社のファクトシート及び運用報告書より。
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