①SPDR:金現物ETF【GLD≫特徴|配当率|騰落率|リスク|解説】

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【 SPDR≫特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 GLD(金現物)商品ETF

 はじめに記載内容の構成を説明します。   1ページ目は年間の分配金(配当金)、 騰落率(成長率)、 リスク(変動率)を示します。   2ページ目はGoogleのAIによる解説を対話形式で示します。    表示画面の機能を説明します。   画面右側の数字で各ページにジャンプします。   (エレベータの行先階ボタンと同じイメージです)   🔼🔽は上下にスクロールします。   (マウスのホイール操作やスクロールバーでの操作が面倒くさい場合にお使い下さい。)

【 特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 SPDR Gold Shares ETF

 ≪コア・サテライト戦略≫
 守りの資産(コア)と攻めの資産(サテライト)を判断する為、
 分配金利回り、騰落率、価格変動率(リスク)を調べる。

 GLDは金現物の値動きに連動するETFです。  (金現物が対象)

SPDR・GLD:価格グラフ,期間:最大
 ※補足説明:  過去から現在の価格推移をグラフで確認する。

・各年の分配金と利回りの推移

「 表1. 年間の分配金利回りを示す。(通貨:米ドル) 」
各年 分配金 年末日付 価格 分配金利回り

※分配実績はありません。

・各年の平均年間利回りの推移

「 表2. 設定日からの平均年間分配金利回りの推移を示す。」
各年 分配金利回り 判断去年に対して分配金利回りの変動方向 平均年間 分配金利回り

※分配実績はありません。

・各年の価格の推移

「 表3. 年間の年始、年末の価格と安値と高値を示す。(通貨:米ドル) 」
各年 年始日付 日付X高値or安値/年 日付Y高値or安値/年 年末日付 年始価格 価格X高値or安値/年 価格Y高値or安値/年 年末価格
2025 01/02 01/06 12/26 12/31 245.42 243.19 416.74 397.66
2024 01/02 02/14 10/30 12/31 190.72 184.42 257.50 242.13
2023 01/03 02/24 12/27 12/29 171.06 168.35 192.59 191.17
2022 01/03 03/08 09/26 12/30 168.33 191.51 151.23 169.64
2021 01/04 01/05 03/08 12/31 182.33 182.87 157.49 170.96
2020 01/02 03/19 08/06 12/31 143.95 138.04 193.89 178.36
2019 01/02 05/02 09/04 12/31 121.33 119.94 146.66 142.90
2018 01/02 01/24 08/16 12/31 125.15 128.83 111.10 121.25
2017 01/03 09/07 12/29 110.47 128.13 123.65
2016 01/04 07/08 12/30 102.89 130.52 109.61
2015 01/02 01/22 12/17 12/31 114.08 125.23 100.50 101.46
2014 01/02 03/14 11/05 12/31 118.00 133.10 109.79 113.58
2013 01/02 01/22 12/19 12/31 163.17 163.67 114.82 116.12
2012 01/03 05/16 10/04 12/31 155.92 149.46 173.61 162.02
2011 01/03 01/27 08/22 12/30 138.00 127.93 184.59 151.99
2010 01/04 02/08 12/06 12/31 109.80 104.04 139.11 138.72
2009 01/02 01/14 12/02 12/31 86.23 79.79 119.18 107.31
2008 01/02 03/17 11/12 12/31 84.86 99.17 70.00 86.52
2007 01/03 01/05 12/28 12/31 62.28 60.17 83.00 82.46
2006 01/03 01/05 05/12 12/29 53.12 52.34 71.12 63.21
2005 01/03 02/08 12/12 12/30 43.02 41.26 52.56 51.58
2004 11/18 12/03 12/10 12/31 44.38 45.60 43.44 43.80

※補足説明: 各年の年高値と年安値の価格推移を確認する。 目的は長期間のグラフでは単年の値動きが分かり難いので表で確認する。 但し、価格だけでは価格差(変動幅)が分かるだけなので、下記の表4.で騰落率を計算する。

・各年の騰落率の推移

「 表4. 年間の年始⇒(安値⇔高値)⇒年末の騰落率を示す。」
各年 騰落率X年始価格-価格X 判断1 騰落率X の状況 騰落率Y価格x-価格y 判断2 騰落率y の状況 騰落率 価格y-年末価格 判断3 騰落率の状況
2025 -0.90% 下落↘ 71.36% 上昇↗ -4.57% 下落↘
2024 -3.30% 下落↘ 39.62% 上昇↗ -5.96% 下落↘
2023 -1.58% 下落↘ 14.39% 上昇↗ -0.73% 下落↘
2022 13.77% 上昇↗ -21.03% 下落↘ 12.17% 上昇↗
2021 0.29% 上昇↗ -13.87% 下落↘ 8.55% 上昇↗
2020 -4.10% 下落↘ 40.45% 上昇↗ -8.00% 下落↘
2019 -1.14% 下落↘ 22.27% 上昇↗ -2.56% 下落↘
2018 2.94% 上昇↗ -13.76% 下落↘ 9.13% 上昇↗
2017 15.98% 上昇↗ -3.49% 下落↘
2016 26.85% 上昇↗ -16.02% 下落↘
2015 9.77% 上昇↗ -19.74% 下落↘ 0.95% 上昇↗
2014 12.79% 上昇↗ -17.51% 下落↘ 3.45% 上昇↗
2013 0.30% 上昇↗ -29.84% 下落↘ 1.13% 上昇↗
2012 -4.14% 下落↘ 16.15% 上昇↗ -6.67% 下落↘
2011 -7.29% 下落↘ 44.28% 上昇↗ -17.66% 下落↘
2010 -5.24% 下落↘ 33.70% 上昇↗ -0.28% 下落↘
2009 -7.46% 下落↘ 49.36% 上昇↗ -9.95% 下落↘
2008 16.86% 上昇↗ -29.41% 下落↘ 23.60% 上昇↗
2007 -3.38% 下落↘ 37.94% 上昇↗ -0.65% 下落↘
2006 -1.46% 下落↘ 35.88% 上昇↗ -11.12% 下落↘
2005 -4.09% 下落↘ 27.38% 上昇↗ -1.86% 下落↘
2004 2.74% 上昇↗ -4.73% 下落↘ 0.82% 上昇↗

※補足説明: 上記、表3.の単年の価格変動に対して騰落率の推移を確認する。 騰落率= 価格差(変動幅)を変化前の価格で割った値を算出する。 目的は投資に対する心構えを作り状況を想定して事前に準備する。 価格推移と騰落率推移の表からピンチの後にチャンスが見えてくる。

・各年の年間騰落率の推移

「 表5. 年間の年始⇒年末の騰落率を示す。(通貨:米ドル) 」
各年 年始日付 年始価格 年末日付 年末価格 騰落率 判断
2025 01/02 245.42 12/31 397.66 62.03% 上昇↗
2024 01/02 190.72 12/31 242.13 26.95% 上昇↗
2023 01/03 171.06 12/29 191.17 11.75% 上昇↗
2022 01/03 168.33 12/30 169.64 0.77% 上昇↗
2021 01/04 182.33 12/31 170.96 -6.23% 下落↘
2020 01/02 143.95 12/31 178.36 23.90% 上昇↗
2019 01/02 121.33 12/31 142.90 17.77% 上昇↗
2018 01/02 125.15 12/31 121.25 -3.11% 下落↘
2017 01/03 110.47 12/29 123.65 11.93% 上昇↗
2016 01/04 102.89 12/30 109.61 6.53% 上昇↗
2015 01/02 114.08 12/31 101.46 -11.06% 下落↘
2014 01/02 118.00 12/31 113.58 -3.74% 下落↘
2013 01/02 163.17 12/31 116.12 -28.83% 下落↘
2012 01/03 155.92 12/31 162.02 3.91% 上昇↗
2011 01/03 138.00 12/30 151.99 10.13% 上昇↗
2010 01/04 109.80 12/31 138.72 26.33% 上昇↗
2009 01/02 86.23 12/31 107.31 24.44% 上昇↗
2008 01/02 84.86 12/31 86.52 1.95% 上昇↗
2007 01/03 62.28 12/31 82.46 32.40% 上昇↗
2006 01/03 53.12 12/29 63.21 18.99% 上昇↗
2005 01/03 43.02 12/30 51.58 19.89% 上昇↗
2004 11/18 44.38 12/31 43.80 -1.30% 下落↘

※補足説明: 各年の年間の騰落率を確認する。 騰落率= 各年の年始価格と年末価格の価格差を年始価格で割った値を算出する。 目的は投資資金に対して年間でいくら儲かったか(損したか)を確認する。 但し、単年の運用成績の為、将来予測が立て難い。

・各年の平均年間成長率の推移

「 表6. 設定日からの平均年間成長率の推移を示す。」
各年 騰落率 判断年始価格に対しての変動方向 平均年間 成長率
2025 62.03% 上昇↗ 9.68%
2024 26.95% 上昇↗ 7.66%
2023 11.75% 上昇↗ 6.77%
2022 0.77% 上昇↗ 6.52%
2021 -6.23% 下落↘ 6.85%
2020 23.90% 上昇↗ 7.67%
2019 17.77% 上昇↗ 6.73%
2018 -3.11% 下落↘ 6.03%
2017 11.93% 上昇↗ 6.72%
2016 6.53% 上昇↗ 6.32%
2015 -11.06% 下落↘ 6.31%
2014 -3.74% 下落↘ 8.05%
2013 -28.83% 下落↘ 9.30%
2012 3.91% 上昇↗ 14.64%
2011 10.13% 上昇↗ 16.05%
2010 26.33% 上昇↗ 16.93%
2009 24.44% 上昇↗ 15.43%
2008 1.95% 上昇↗ 13.70%
2007 32.40% 上昇↗ 16.85%
2006 18.99% 上昇↗ 12.08%
2005 19.89% 上昇↗ 8.78%
2004 -1.30% 下落↘ -1.30%

※補足説明: 騰落率の幾何平均(相乗平均)を算出する。 条件は設定日(2004/11/18)から上記、各年の12月末までの騰落率のみで算出する。 平均年間成長率= 各年の騰落率を幾何平均(相乗平均)で算出する。 目的は将来予測として投資資金に対して年間で平均的にいくら儲かるか(損するか)を確認する。

・各年の価格変動率の推移

「 表7. 年間の価格変動に伴うリスク(リターン)の推移を示す。」
各年 年始日付 年末日付 変化率A日足変動率/年 判断A 変化率B週足変動率/年 判断B 変化率C月足変動率/年 判断C
2025 01/02 12/31 19.80% 上昇↗ 17.48% 上昇↗ 10.31% 下落↘
2024 01/02 12/31 15.03% 下落↘ 14.14% 下落↘ 10.93% 下落↘
2023 01/03 12/29 13.31% 下落↘ 13.84% 下落↘ 16.55% 下落↘
2022 01/03 12/30 15.23% 下落↘ 14.16% 下落↘ 14.50% 下落↘
2021 01/04 12/31 13.72% 下落↘ 12.71% 下落↘ 16.02% 下落↘
2020 01/02 12/31 19.56% 上昇↗ 21.33% 上昇↗ 14.55% 下落↘
2019 01/02 12/31 11.64% 下落↘ 10.01% 下落↘ 12.17% 下落↘
2018 01/02 12/31 9.72% 下落↘ 8.45% 下落↘ 8.75% 下落↘
2017 01/03 12/29 9.87% 下落↘ 11.36% 下落↘ 10.02% 下落↘
2016 01/04 12/30 16.14% 下落↘ 16.53% 下落↘ 20.03% 上昇↗
2015 01/02 12/31 14.08% 下落↘ 14.48% 下落↘ 14.81% 下落↘
2014 01/02 12/31 14.91% 下落↘ 13.71% 下落↘ 14.82% 下落↘
2013 01/02 12/31 21.75% 上昇↗ 19.54% 上昇↗ 20.83% 上昇↗
2012 01/03 12/31 15.11% 下落↘ 14.03% 下落↘ 15.75% 下落↘
2011 01/03 12/30 20.55% 上昇↗ 21.21% 上昇↗ 21.94% 上昇↗
2010 01/04 12/31 16.65% 下落↘ 14.10% 下落↘ 12.65% 下落↘
2009 01/02 12/31 20.75% 上昇↗ 18.92% 上昇↗ 19.67% 上昇↗
2008 01/02 12/31 32.70% 上昇↗ 31.22% 上昇↗ 32.68% 上昇↗
2007 01/03 12/31 17.65% 上昇↗ 17.56% 上昇↗ 11.58% 下落↘
2006 01/03 12/29 24.09% 上昇↗ 23.31% 上昇↗ 16.78% 上昇↗
2005 01/03 12/30 12.62% 下落↘ 14.19% 下落↘ 13.65% 下落↘
2004 11/18 12/31 13.98% 下落↘ 17.24% 上昇↗

※補足説明: 設定日から去年12月末までの価格変動率(リスクとリターン)を年率で算出する。 目的は年間で平均的に価格変動率がある事を確認する。 条件は日足(営業日)の終値からヒストリカル・ボラティリティを算出する。 結果の変動率をそれぞれ判断基準 A、 B、 C とする。 日足の判断基準 A:17.59% / 年 週足の判断基準 B:16.94% / 年 月足の判断基準 C:16.67% / 年 価格の変動は日足より週足より月足の順で変動率は低下する。 ※上記表の変化率 A、 B、 C 算出条件 ・変化率 A は日足(営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。 ・変化率 B は週足(週末の営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。 ・変化率 C は月足(月初の営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。


【 特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 Google AI 解説

 はじめに作成経緯を記載します。   解説用スライド資料はGoogleアプリの" NotebookLM "を使用して作成しています。  資料内の数値は四半期や年毎に変わりますので概算(おおまかな値)として考えて下さい。  また、米国の運用会社の商品ですので通貨は米ドルです。   GoogleのAIが資料を解析して自動でスライド資料を作成しています。  どのような事が出来るのかテストを兼ねて使用しています。  運用商品の詳細は運用会社や証券会社のHPに記載されていますので調べて下さい。

GLD:スライド資料

 Google AI 質問内容及び解説内容を示す。  A.質問内容①: 暴落からの回復局面で利益を最大化する為の戦略を提案してください。  Q.回答内容: ティッカーコード「GLD」(SPDR 金現物 ETF)に関する資料のみを厳選し、過去のデータ(表1〜表7)に基づいた暴落・回復局面の分析と、利益を最大化するための運用戦略を提言いたします。 1. 暴落・回復パターンの解析 過去最大の年間下落は2013年の -28.83% でした。表4、同年の年始から安値にかけて -29.84% の騰落を記録しており、非常に強い下落圧力を受けていたことがわかります。 回復パターンについては、2013年以降、2014年( -3.74% )、2015年( -11.06% )と停滞期が続きましたが、設定日(2004年11月18日)からの平均年間成長率は、2013年末時点の9.30%から、2025年には9.68%へと回復・成長を遂げています。特に2024年の26.95%、2025年の62.03%という大幅な上昇が、長期的な成長率を押し上げています。表3、価格推移を見ると、2004年の年始価格44.38ドルに対し、2025年末には397.66ドルに達しており、長期的には強固な上昇トレンドを形成しています。 2. リスク・リターンの評価と最適なエントリータイミング 日足(17.59%/年)から月足(16.67%/年)へと期間が長くなるにつれて変動率が低下する傾向にあります。 最適なエントリータイミングは、表4の下落↘と判断される局面の後です。具体的には、日足や週足のボラティリティが一時的に高まり、価格が年始価格や直近高値から乖離したタイミングが、長期的な「チャンス」となる可能性が高いと分析します。 3. 具体的な運用戦略 ① 運用戦略:株式や債券といった伝統的資産との相関が低い特性を活かし、ポートフォリオ全体のリスク低減を目的とした分散投資を推奨します。また、インフレ局面における価値の保存手段、あるいは地政学的リスクに対する安全資産(セーフヘイブン)としての役割を持たせる戦略が有効です。 ② 一括購入か分割購入かの提言:日足ボラティリティが17.59%と比較的高いことから、分割購入を推奨します。特に、価格変動リスクを抑えるため、12回以上の月次積立、または「ピンチ(下落局面)」を待っての数回に分けた指値買いが適切です。 ③ リターンとリスクの関係性:本ETFは分配金実績がないため、リターンはキャピタルゲイン(資産価値の成長)のみに依存します。設定来の平均年間成長率9.68%に対し、月足リスク16.67%となっており、リターンに対してリスクがやや上回る設計ですが、伝統的資産との逆相関効果を考慮すれば、ポートフォリオ内での整合性は保たれています。 ④ 投資家ターゲットへの提言:ポートフォリオの分散を図り、リスクを抑制したい長期投資家です。インフレや市場の不確実性(地政学的リスク等)への備えをしたい方。インカムではなく、純粋な資産価値の成長を重視する方。金現物の保管コストや手間を避けたい方です。 ⑤ 分配金による損失補填シミュレーション 計算:本ファンドは分配実績がありません。そのため、騰落率のマイナス分を分配金で補填することは出来ません。 分析:損失を補填する手段は、将来的な価格上昇(キャピタルゲイン)のみとなります。また、経費率(0.40%)を支払うために保有する金が売却されるため、一口あたりの金量は時間とともに僅かに減少するリスクを認識しておく必要があります。 4. 結論 GLDは、100%の金現物を裏付けとした透明性の高いETFであり、長期的な資産保全とインフレヘッジに極めて有効です。分配金が存在しないため、下落局面では純粋に価格回復を待つ必要がありますが、20年以上の運用実績の中で、幾多の暴落を乗り越え成長してきた実績は、長期保有の妥当性を裏付けています。 5. 備考 米ドル建て資産であるため、日本国内の投資家にとっては「為替リスク」が資産価値に大きな影響を与える点に注意が必要です。 総経費率0.40%は、金現物を直接個人で保管・付保するコストと比較して効率的であるとされています。


 A.質問内容②:  「ボラティリティが想定を超えた場合の最大リスク(ワーストシナリオ)」について解説して下さい。  Q.回答内容: 1. 運用戦略への「反論」と「リスク」 インカムゲインの完全な欠如と資産の目減り:本ETFは分配実績が一切ありません。株式や債券と異なり、保有期間中にキャッシュフローを生まないため、利益は純粋な価格上昇(キャピタルゲイン)のみに依存します。さらに、経費率 0.40% を支払うために信託財産である金を売却し続けるため、一口あたりの金保有量は時間とともに確実に減少します。 為替リスクによるリターンの相殺:GLDは米ドル建て資産です。金価格が上昇しても、大幅な円高局面(ドル安・円高)が重なった場合、日本円ベースでの評価額は -10% 以上のマイナスとなるなど、期待したヘッジ効果が得られないリスクがあります。 「安全資産」の神話:地政学的リスクなどで買われる傾向がある一方、市場全体が極度の流動性不足に陥った際(例:2008年の金融危機時)には、換金売りの対象となり価格が急落する可能性があります(表3、表4)。 2. ボラティリティが想定を超えた場合の最大リスク ボラティリティが統計的な平均(日足 17.59%)を大幅に超えた場合のワーストシナリオは以下の通りです。 具体的数値(ワーストシナリオ):2013年のように年間騰落率が -28.83% (表5)を記録し、かつ年間の安値までの下落率が -29.84% (表4)に達する局面が最大のリスクです。 市場環境の想定:米国の実質金利が急上昇し、米ドルの価値が極端に高まった場合、金利を産まない金は激しく売られます。この時、表7の日足変動率が 32.70% (2008年実績)に跳ね上がるようなパニック売りが発生すると、短期間で資産価値の3割を失うシナリオが想定されます。 3. 結論 GLDは、インカム(分配金)による損失補填が不可能であるため、価格下落がそのまま投資元本の毀損に直結します。設定来の平均年間成長率は 9.68% (2025年時点)と堅調ですが、2013年や2015年のように、 -10% から -30% 級の下落が数年続く停滞期に耐えうる資金管理が不可欠です。 4. 備考 上記リスクを回避・軽減するための補足アドバイス 新NISA成長投資枠での利用: 利益に対して非課税となるメリットは大きいですが、損益通算ができないため、上記ワーストシナリオに陥った際の税制上の救済措置がない点に注意が必要です。 リバランスの徹底: ボラティリティが上昇し、ポートフォリオ内での金の比率が想定を超えて拡大(または縮小)した場合には、機械的なリバランスを行い、リスクエクスポージャーを一定に保つことが肝要です。 時間分散の有効性: 日足リスクが 17.59% と高いため、一括購入よりも、数年にわたる分割購入を行い、取得単価を平準化することが、統計的にワーストシナリオの影響を和らげます。


 A.質問内容③:  「直近の米国金利が上昇しているのに金価格も上昇する今までの統計との乖離」について解説して下さい。  Q.回答内容: 1. 統計的乖離の検証:金利上昇 vs 金価格上昇 通常、金利の上昇は利息を産まない資産である金の保有コストを増大させるため、金価格には下落圧力がかかります。しかし、直近のデータはこの伝統的な相関関係を完全に否定しています。 米国金利の上昇(2024年): 2年債利回りは年初の4.23%から年末には4.25%へ上昇し、10年債利回りに至っては3.88%から4.58%へと大幅に上昇(判断:上昇↗)を記録しました。 金価格の異例の急騰(2024年): この金利上昇局面において、GLDの年間騰落率は +26.95% という極めて高い上昇を記録しています。 分析: 通常なら金利が0.70%(10年債)も上昇すれば金価格は抑制されるはずですが、2024年から2025年にかけての金価格は、金利による抑制を無視して急騰(2025年は+62.03%)しており、これまでの統計モデルが崩壊している「異常事態」と言えます。 2. 「炭鉱のカナリア」としての金価格 金価格が金利という重力に逆らって上昇している現状は、まさに金が「炭鉱のカナリア」として金融システムや地政学的な異変を察知し、警告を発している状態であると推察されます。その背景にあるリスクを特定します。 ① 法定通貨への不信と価値の保存: 金は「通貨価値が下落するインフレ局面」における価値の保存手段です。金利が高くても金が買われるのは、投資家が「金利によるリターン」よりも「通貨そのものの価値下落(インフレや債務問題)」をより深刻なリスクとして捉えている兆候です。 ② 深刻な地政学的リスク・金融不安の織り込み: 金は「地政学的リスクや金融市場の混乱」に際して買われる安全資産です。市場が表面的な金利動向ではなく、背後にある巨大な不確実性(システミック・リスク)を懸念して資金を逃避させていることを示唆しています。 ③ 伝統的資産との相関性の消失: 金が「株式や債券など伝統的資産との相関が低い」と記されています。現在、債券価格が下落(金利が上昇)しても金が買われるのは、ポートフォリオのリスク低減を目的とした「最後の避難先」としての需要が極限まで高まっているためです。 3. ポートフォリオ戦略への結論 現在の乖離は、金融市場が「通常のサイクル」を超え、「危機の予兆」を捉えている可能性が極めて高いことを示しています。 結論: 金はまさに「炭鉱のカナリア」になっています。金利上昇という逆風下での価格急騰は、既存の経済秩序に対する警戒信号です。 運用の提言: GLDは設定来の平均成長率が9.68%に達しており、長期的には強固ですが、日足ボラティリティは17.59%と決して低くありません。 現在は「攻め」の買い増しではなく、地政学的リスクやインフレに対する「守りのコア資産」としての保有を維持しつつ、価格の過熱感には注意を払うべき局面です。また、米ドル建て資産であるため、為替リスク(円高への転換)がリターンを削る可能性も念頭に置く必要があります。 4. 備考 金利が再び低下局面に入った場合、現在の「金利無視の買い」がさらに加速するのか、あるいは材料出尽くしとなるのか、注視が必要です。


出  典: ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社のファクトシート及び運用報告書より。
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