⑧FirstTrust:優先証券&インカム(アクティブ運用)ETF【FPE≫特徴|配当率|騰落率|リスク|解説】

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【 FirstTrust≫特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 優先証券&インカム(アクティブ運用) ETF

 はじめに記載内容の構成を説明します。   1ページ目は年間の分配金(配当金)、 騰落率(成長率)、 リスク(変動率)を示します。   2ページ目はGoogleのAIによる解説を対話形式で示します。    表示画面の機能を説明します。   画面右側の数字で各ページにジャンプします。   (エレベータの行先階ボタンと同じイメージです)   🔼🔽は上下にスクロールします。   (マウスのホイール操作やスクロールバーでの操作が面倒くさい場合にお使い下さい。)

【 特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 First Trust Preferred Securities And Income ETF

 ≪コア・サテライト戦略≫
 守りの資産(コア)と攻めの資産(サテライト)を判断する為、
 分配金利回り、騰落率、価格変動率(リスク)を調べる。

 FPEは優先証券や社債、ハイイールド債、転換社債などに分散投資し、  トータルリターンとインカム収益の獲得を目指す、  アクティブ運用型のETFです。  (優先インカムが対象)/約200証券

FirstTrust・FPE:価格グラフ,期間:最大
 ※補足説明:  過去から現在の価格推移をグラフで確認する。  FPEを調べる。  1.ファンドの種類:優先インカムとは   優先証券(優先株式や優先債券)を中心に投資し、   安定したインカム収益を得ることを目指します。

・各年の分配金と利回りの推移

「 表1. 年間の分配金利回りを示す。(通貨:米ドル) 」
各年 分配金 年末日付 価格 分配金利回り
2025 1.059 2025/12/31 18.22 5.81%
2024 1.005 2024/12/31 17.70 5.67%
2023 1.016 2023/12/29 16.86 6.02%
2022 0.953 2022/12/30 16.80 5.67%
2021 0.911 2021/12/31 20.32 4.48%
2020 0.985 2020/12/31 20.19 4.87%
2019 1.067 2019/12/31 20.07 5.31%
2018 1.102 2018/12/31 17.95 6.13%
2017 1.078 2017/12/29 20.01 5.38%
2016 1.134 2016/12/30 18.99 5.97%
2015 1.039 2015/12/31 18.95 5.48%
2014 1.131 2014/12/31 18.86 5.99%
2013 0.841 2013/12/31 17.93 4.69%

※補足説明: 分配金利回り= 年間の分配金合計を年末価格で割った値を算出する。 目的は投資資金に対して単年で配当(分配金)がいくら貰えているか確認する。 但し、年毎の変動幅が有る為、将来の予測が立て難い。 2013年末からの年末価格の推移を確認する。 目的は分配金の額が同じでも価格が下落し、利回りが上昇する為。 ① 変化率:1.60%

・各年の平均年間利回りの推移

「 表2. 設定日からの平均年間分配金利回りの推移を示す。」
各年 分配金利回り 判断去年に対して分配金利回りの変動方向 平均年間 分配金利回り
2025 5.81% 上昇↗ 5.50%
2024 5.67% 下落↘ 5.47%
2023 6.02% 上昇↗ 5.45%
2022 5.67% 上昇↗ 5.40%
2021 4.48% 下落↘ 5.37%
2020 4.87% 下落↘ 5.48%
2019 5.31% 下落↘ 5.56%
2018 6.13% 上昇↗ 5.61%
2017 5.38% 下落↘ 5.50%
2016 5.97% 上昇↗ 5.53%
2015 5.48% 下落↘ 5.38%
2014 5.99% 上昇↗ 5.34%
2013 4.69% 4.69%

※補足説明: 分配金利回りの幾何平均(相乗平均)を算出する。 条件は設定日(2013/02/11)から上記、各年の12月末までの分配金利回りのみで算出する。 平均年間分配金利回り= 各年の分配金利回りを幾何平均(相乗平均)で算出する。 目的は将来予測として投資資金に対して年間で平均的に配当(分配金)がいくら貰えるか確認する。 ① 最小値:4.69%、② 最大値:5.61%、③ 平均値:5.41%、④ 中央値:5.47%

・各年の価格の推移

「 表3. 年間の年始、年末の価格と安値と高値を示す。(通貨:米ドル) 」
各年 年始日付 日付X高値or安値/年 日付Y高値or安値/年 年末日付 年始価格 価格X高値or安値/年 価格Y高値or安値/年 年末価格
2025 01/02 05/01 12/24 12/31 17.75 16.58 18.25 18.22
2024 01/02 01/04 09/25 12/31 16.84 16.74 18.22 17.70
2023 01/03 02/02 03/24 12/29 16.91 18.23 15.34 16.86
2022 01/03 10/21 12/30 20.32 16.29 16.80
2021 01/04 02/25 09/22 12/31 20.18 19.95 20.75 20.32
2020 01/02 02/14 03/18 12/31 20.12 20.48 13.60 20.19
2019 01/02 12/31 17.98 20.07
2018 01/02 01/08 12/27 12/31 19.98 20.07 17.82 17.95
2017 01/03 08/03 12/29 19.03 20.21 20.01
2016 01/04 02/11 09/07 12/30 18.99 17.85 19.70 18.99
2015 01/02 04/08 12/15 12/31 18.87 19.32 18.64 18.95
2014 01/02 06/20 12/31 17.95 19.35 18.86
2013 02/12 05/09 12/26 12/31 20.07 20.86 17.80 17.93

※補足説明: 各年の年高値と年安値の価格推移を確認する。 目的は長期間のグラフでは単年の値動きが分かり難いので表で確認する。 但し、価格だけでは価格差(変動幅)が分かるだけなので、下記の表4.で騰落率を計算する。

・各年の騰落率の推移

「 表4. 年間の年始⇒(安値⇔高値)⇒年末の騰落率を示す。」
各年 騰落率X年始価格-価格X 判断1 騰落率X の状況 騰落率Y価格x-価格y 判断2 騰落率y の状況 騰落率 価格y-年末価格 判断3 騰落率の状況
2025 -6.59% 下落↘ 10.07% 上昇↗ -0.16% 下落↘
2024 -0.59% 下落↘ 8.84% 上昇↗ -2.85% 下落↘
2023 7.80% 上昇↗ -15.85% 下落↘ 9.90% 上昇↗
2022 -19.83% 下落↘ 3.13% 上昇↗
2021 -1.13% 下落↘ 4.01% 上昇↗ -2.07% 下落↘
2020 1.78% 上昇↗ -33.59% 下落↘ 48.45% 上昇↗
2019 11.62% 上昇↗
2018 0.45% 上昇↗ -11.21% 下落↘ 0.72% 上昇↗
2017 6.20% 上昇↗ -0.98% 下落↘
2016 -6.00% 下落↘ 10.36% 上昇↗ -3.60% 下落↘
2015 2.38% 上昇↗ -3.51% 下落↘ 1.66% 上昇↗
2014 7.79% 上昇↗ -2.53% 下落↘
2013 3.93% 上昇↗ -14.66% 下落↘ 0.73% 上昇↗

※補足説明: 上記、表3.の単年の価格変動に対して騰落率の推移を確認する。 騰落率= 価格差(変動幅)を変化前の価格で割った値を算出する。 目的は投資に対する心構えを作り状況を想定して事前に準備する。 価格推移と騰落率推移の表からピンチの後にチャンスが見えてくる。

・各年の年間騰落率の推移

「 表5. 年間の年始⇒年末の騰落率を示す。(通貨:米ドル) 」
各年 年始日付 年始価格 年末日付 年末価格 騰落率 判断
2025 01/02 17.75 12/31 18.22 2.59% 上昇↗
2024 01/02 16.84 12/31 17.70 5.05% 上昇↗
2023 01/03 16.91 12/29 16.86 -0.30% 下落↘
2022 01/03 20.32 12/30 16.80 -17.32% 下落↘
2021 01/04 20.18 12/31 20.32 0.69% 上昇↗
2020 01/02 20.12 12/31 20.19 0.35% 上昇↗
2019 01/02 17.98 12/31 20.07 11.62% 上昇↗
2018 01/02 19.98 12/31 17.95 -10.16% 下落↘
2017 01/03 19.03 12/29 20.01 5.15% 上昇↗
2016 01/04 18.99 12/30 18.99 0.00% 同じ=
2015 01/02 18.87 12/31 18.95 0.37% 上昇↗
2014 01/02 17.95 12/31 18.86 5.07% 上昇↗
2013 02/12 20.07 12/31 17.93 -10.66% 下落↘

※補足説明: 各年の年間の騰落率を確認する。 騰落率= 各年の年始価格と年末価格の価格差を年始価格で割った値を算出する。 目的は投資資金に対して年間でいくら儲かったか(損したか)を確認する。 但し、単年の運用成績の為、将来予測が立て難い。

・各年の平均年間成長率の推移

「 表6. 設定日からの平均年間成長率の推移を示す。」
各年 騰落率 判断年始価格に対しての変動方向 平均年間 成長率
2025 2.59% 上昇↗ -0.88%
2024 5.05% 上昇↗ -1.16%
2023 -0.30% 下落↘ -1.71%
2022 -17.32% 下落↘ -1.85%
2021 0.69% 上昇↗ 0.04%
2020 0.35% 上昇↗ -0.04%
2019 11.62% 上昇↗ -0.09%
2018 -10.16% 下落↘ -1.92%
2017 5.15% 上昇↗ -0.19%
2016 0.00% 同じ= -1.48%
2015 0.37% 上昇↗ -1.97%
2014 5.07% 上昇↗ -3.11%
2013 -10.66% 下落↘ -10.66%

※補足説明: 騰落率の幾何平均(相乗平均)を算出する。 条件は設定日(2013/02/11)から上記、各年の12月末までの騰落率のみで算出する。 平均年間成長率= 各年の騰落率を幾何平均(相乗平均)で算出する。 目的は将来予測として投資資金に対して年間で平均的にいくら儲かるか(損するか)を確認する。 直近4年間の平均年間成長率:-2.92% / 年

・各年の価格変動率の推移

「 表7. 年間の価格変動に伴うリスク(リターン)の推移を示す。」
各年 年始日付 年末日付 変化率A日足変動率/年 判断A 変化率B週足変動率/年 判断B 変化率C月足変動率/年 判断C
2025 01/02 12/31 6.51% 下落↘ 6.03% 下落↘ 7.75% 下落↘
2024 01/02 12/31 4.45% 下落↘ 4.74% 下落↘ 4.67% 下落↘
2023 01/03 12/29 10.14% 上昇↗ 12.36% 上昇↗ 13.99% 上昇↗
2022 01/03 12/30 7.98% 下落↘ 8.66% 下落↘ 11.34% 上昇↗
2021 01/04 12/31 3.38% 下落↘ 3.06% 下落↘ 2.40% 下落↘
2020 01/02 12/31 28.58% 上昇↗ 31.50% 上昇↗ 22.51% 上昇↗
2019 01/02 12/31 3.14% 下落↘ 3.26% 下落↘ 4.86% 下落↘
2018 01/02 12/31 3.78% 下落↘ 4.05% 下落↘ 2.99% 下落↘
2017 01/03 12/29 2.81% 下落↘ 2.58% 下落↘ 2.33% 下落↘
2016 01/04 12/30 4.89% 下落↘ 6.04% 下落↘ 5.64% 下落↘
2015 01/02 12/31 3.66% 下落↘ 2.81% 下落↘ 3.00% 下落↘
2014 01/02 12/31 3.82% 下落↘ 3.41% 下落↘ 3.92% 下落↘
2013 02/12 12/31 8.26% 下落↘ 7.07% 下落↘ 6.77% 下落↘

※補足説明: 設定日から去年12月末までの価格変動率(リスクとリターン)を年率で算出する。 目的は年間で平均的に価格変動率がある事を確認する。 条件は日足(営業日)の終値からヒストリカル・ボラティリティを算出する。 結果の変動率をそれぞれ判断基準 A、 B、 C とする。 日足の判断基準 A: 9.62% / 年 週足の判断基準 B:10.42% / 年 月足の判断基準 C: 8.97% / 年 価格の変動は日足より週足より月足の順で変動率は低下するところ、 週足が最も高い。 ※上記表の変化率 A、 B、 C 算出条件 ・変化率 A は日足(営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。 ・変化率 B は週足(週末の営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。 ・変化率 C は月足(月初の営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。


【 特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 Google AI 解説

 はじめに作成経緯を記載します。   解説用スライド資料はGoogleアプリの" NotebookLM "を使用して作成しています。  資料内の数値は四半期や年毎に変わりますので概算(おおまかな値)として考えて下さい。  また、米国の運用会社の商品ですので通貨は米ドルです。   GoogleのAIが資料を解析して自動でスライド資料を作成しています。  どのような事が出来るのかテストを兼ねて使用しています。  運用商品の詳細は運用会社や証券会社のHPに記載されていますので調べて下さい。

FPE:スライド資料

 Google AI 質問内容及び解説内容を示す。  A.質問内容①: 暴落からの回復局面で利益を最大化する為の戦略を提案してください。  Q.回答内容: ティッカーコード「FPE」(FirstTrust 優先証券&インカム(アクティブ運用) ETF)に関する資料のみを厳選し、過去のデータ(表1〜表7)に基づいた暴落・回復局面の分析と、利益を最大化するための運用戦略を提言いたします。 1. 暴落・回復パターンの解析 過去の大きな下落局面、2020年のコロナショック時において、高値(20.48ドル)から安値(13.60ドル)の騰落率は -33.59% でした。また、2022年の急激な金利上昇局面において、年初価格からの下落に伴う高値(20.32ドル)から安値(16.29ドル)の騰落率は -19.83% でした。 回復パターン、2020年の急落後には年末(20.19ドル)まで回復し騰落率は 48.45%の上昇を記録しており、パニック的な売り局面の後には強力な反発特性が見られます。設定来の平均年間成長率は -0.88% (2025年末)と長期的な価格推移はやや軟調ですが、アクティブ運用による機動的な銘柄入れ替えにより、市場の混乱からの回復力は維持されています。 2. リスク・リターンの評価と最適なエントリータイミング 表7、価格変動率(リスク)、日足で9.62%、週足で10.42%、月足で8.97%となっています。 最適なエントリータイミングは、表4や表5で確認できるような大幅なマイナス騰落を記録した直後です。例えば、2022年の年間騰落率 -17.32% や、2018年の -10.16% を記録したタイミング(表5)は、分配金利回りが相対的に高まり、かつ将来の価格反発を狙える絶好の機会となります。 3. 具体的な運用戦略 ① 運用戦略: FPEの強みは、専門家チームによるアクティブ運用にあります。銀行(45.45%)や保険(14.61%)といった規制が強く安定した事業基盤を持つ金融セクターを主軸としつつ、投資適格格付の証券を8割以上組み入れることで質の高さを維持しています。固定指数に縛られず市場環境に応じて約257の証券に分散投資するため、債券と株式の中間的なリスク・リターン特性を活かしたポートフォリオの安定化に寄与します。 ② 一括購入か分割購入かの提言: 金融市場のボラティリティや、月足価格変動率8.97%を考慮し、12回から24回程度の分割購入を推奨します。これにより、取得価格を平準化しつつ、平均年間分配金利回り5.50%(2025年末)の恩恵を安定して享受することが可能になります。 ③ リターンとリスクの関係性: 平均年間成長率 -0.88% に直近分配金利回り 5.81% を加えたトータルリターン期待値は、月足価格変動率 8.97% に対して妥当な投資効率であると判断します。 ④ 投資家ターゲットへの提言: 株式以外の安定したインカム収益(4.28%の30日SEC利回り)を確保したい投資家や、専門家のアクティブな銘柄選定に価値を見出す長期投資家に向いています。 ⑤ 分配金による損失補填シミュレーション 計算:2022年の年間騰落率 -17.32% を例にとると、直近分配金利回り5.81% から経費率0.85% を引き、平均年間成長率 -0.88% を加えた年間補填能力は4.08%となります。この場合、損失を完全に補填するのに要する年数は約4.24年です。 分析:優先証券の主要な発行体である銀行の信用力が維持されている限り、配当の持続性は高く、シミュレーションの実現性は高いと判断します。ただし、金利の急激な上昇や信用リスクが顕在化した場合には、価格下落が拡大するリスクを含んでいます。 4. 結論 FPEは、高品質な優先証券へのアクティブ投資を通じて、安定したキャッシュフローを提供する優れたインカム資産です。価格自体の成長力は限定的ですが、高い分配金利回りと専門家によるリスク管理は、ポートフォリオの「守り」と「収益」を両立させる上で非常に有効な戦略となります。 5. 備考 運用会社が作成したファクトシートのトータルリターンがベンチマークを上回る良好な数値として示されていますが、「トータルリターンの罠」には注意が必要です。再投資込みの数値は複利効果を強調しますが、現実的には1単位(約18ドル程度)のETFを分配金のみで購入するには、ある程度の運用規模が必要です。少額投資の場合、分配金がETF1単位の価格に満たず再投資が滞ったり、購入のたびに手数料が発生して実質的な利回りを押し下げたりするリスクがあります。ある程度まとまった金額で運用を開始しないと、資料上の理想的な複利効果を得にくい点に留意が必要です。


 A.質問内容②:  「ボラティリティが想定を超えた場合の最大リスク(ワーストシナリオ)」について解説して下さい。  Q.回答内容: 1. 運用戦略への「反論」と「リスク」 FPEは優先証券や債券へのアクティブ運用により安定したインカムとトータルリターンの獲得を目指していますが、以下の重大な欠点とリスクが指摘されます。 高コスト構造による収益の圧迫: 総経費率 0.85% は、一般的なインデックス型ETFと比較して非常に高水準です。平均年間成長率が長期的に -0.88% とマイナス圏にある中で、この高い管理コストは実質的な投資家の手取りリターンを確実に侵食し続けています。 極端なセクター集中リスク: ポートフォリオの 45.45% が銀行、14.61% が保険、10.57% が資本市場と、金融関連セクターが全体の約7割を占めています。これは特定の産業リスクに対して極めて脆弱であり、金融システム不安が発生した際には分散投資の効果が著しく低下する構造的リスクを抱えています。 キャピタル・デケイ(元本毀損)の定着: 表6、設定来の平均年間成長率は -0.88% であり、特に直近4年間の平均年間成長率は -2.92% まで悪化しています。分配金利回りが高い一方で、株価(元本)が長期的に右肩下がりで推移している事実は、トータルリターン重視の戦略において無視できない欠点です。 金利上昇局面での二重苦: 市場金利が上昇すると、優先証券の価値が下落する「金利変動リスク」に直面します。FPEは金融機関の証券を多く含むため、景気後退と金利上昇が重なる局面では、価格下落と信用リスクの両面から大きなダメージを受ける可能性があります。 2. ボラティリティが想定を超えた場合の最大リスク 表7、月足価格変動率 8.97% を大幅に超えるボラティリティが発生した場合のワーストシナリオは、2020年のコロナショックや2022年の急激な金利上昇局面のようなパニック相場です。 最大ドローダウン(安値騰落率): 2020年における高値から安値への騰落率は -33.59% に達しました。市場の混乱時には「優先証券=安定」という前提が崩れ、短期間に資産の3分の1を失うリスクを内包しています。 年間騰落率の最悪値: 2022年の年間騰落率は -17.32%、2013年は -10.66% を記録しています。設定来の平均成長率がマイナス(-0.88%)であることを踏まえると、こうした大幅な下落分を価格上昇のみで回復させることは極めて困難であり、配当収入の蓄積のみに頼る長期の「耐え」を強いられるリスクがあります。 インカム補填の限界: 直近の30日SEC利回りは 4.28% ですが、一度に20%近い価格下落が発生した場合、その損失を分配金のみで補填するには単純計算で4年以上を要することになります。 3. 結論 FPEは「高品質なインカム資産」という表向きの特性とは裏腹に、金融セクターへの過度な依存と長期的な元本減少トレンドという深刻なリスクを抱えています。-30% 超のドローダウンリスクを許容し、元本の目減りを高い分配金で補えるだけの長期運用が可能な投資家以外には、推奨しにくい銘柄であると判断します。 4. 備考 上記リスクを回避・軽減するために、以下の補足アドバイスを提示します。 トータルリターンの罠に注意: 運用資料上では再投資込みの良好なパフォーマンスが示されますが、実際には元本成長率が -0.88% である以上、分配金を消費に回すと資産は確実に減少します。資産維持のためには全額再投資が必須となりますが、その場合でも0.85%のコストがかかり続ける点に留意が必要です。 サテライト枠での運用: 金融セクターのリスクを中和するため、FPEの保有比率は限定的なサテライト枠に留め、テクノロジーや実物資産など相関性の低い資産でポートフォリオのバランスを取ることが不可欠です。 時間分散の徹底: 月足変動率 8.97% というリスクを平準化するため、一括投資ではなく12〜24回程度の分割購入により、取得単価を徹底的に安定させる戦略を推奨します。


出  典: ファーストトラストジャパン合同会社のファクトシート及び運用報告書より。
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