3️⃣WisdomTree:新興国高配当株ETF【DEM≫特徴|配当率|騰落率|リスク|解説】

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【 WisdomTree≫特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 新興国高配当株 ETF

 はじめに記載内容の構成を説明します。   1ページ目は年間の分配金(配当金)、 騰落率(成長率)、 リスク(変動率)を示します。   2ページ目はGoogleのAIによる解説を対話形式で示します。    表示画面の機能を説明します。   画面右側の数字で各ページにジャンプします。   (エレベータの行先階ボタンと同じイメージです)   🔼🔽は上下にスクロールします。   (マウスのホイール操作やスクロールバーでの操作が面倒くさい場合にお使い下さい。)

【 特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 WisdomTree Emerging Markets High Dividend Fund

 ≪コア・サテライト戦略≫
 守りの資産(コア)と攻めの資産(サテライト)を判断する為、
 分配金利回り、騰落率、価格変動率(リスク)を調べる。

 DEMは新興国の高配当銘柄への投資が実現できるETFです。  (新興国高配当株が対象)/約400社

WisdomTree・DEM:価格グラフ,期間:最大
 ※補足説明:  過去から現在の価格推移をグラフで確認する。

・各年の分配金と利回りの推移

「 表1. 年間の分配金利回りを示す。(通貨:米ドル) 」
各年 分配金 年末日付 価格 分配金利回り
2025 2.208 2025/12/31 46.71 4.72%
2024 2.120 2024/12/31 40.49 5.23%
2023 2.235 2023/12/29 40.68 5.49%
2022 3.071 2022/12/30 35.64 8.61%
2021 2.545 2021/12/31 43.32 5.87%
2020 1.731 2020/12/31 41.14 4.20%
2019 2.190 2019/12/31 45.77 4.78%
2018 1.794 2018/12/31 40.15 4.46%
2017 1.665 2017/12/29 45.35 3.67%
2016 1.356 2016/12/30 37.34 3.63%
2015 1.649 2015/12/31 31.64 5.21%
2014 2.323 2014/12/31 42.16 5.50%
2013 2.092 2013/12/31 51.03 4.09%
2012 1.884 2012/12/31 57.19 3.29%
2011 2.278 2011/12/30 51.27 4.44%
2010 1.937 2010/12/31 59.69 3.24%
2009 1.459 2009/12/31 49.71 2.93%
2008 1.902 2008/12/31 32.54 5.84%
2007 0.488 2007/12/31 52.76 0.92%

※補足説明: 分配金利回り= 年間の分配金合計を年末価格で割った値を算出する。 目的は投資資金に対して単年で配当(分配金)がいくら貰えているか確認する。 但し、年毎の変動幅が有る為、将来の予測が立て難い。 2007年末からの年末価格の推移を確認する。 目的は分配金の額が同じでも価格が下落し、利回りが上昇する為。 ① 変化率:-11.50%

・各年の平均年間利回りの推移

「 表2. 設定日からの平均年間分配金利回りの推移を示す。」
各年 分配金利回り 判断去年に対して分配金利回りの変動方向 平均年間 分配金利回り
2025 4.72% 下落↘ 4.29%
2024 5.23% 下落↘ 4.27%
2023 5.49% 下落↘ 4.21%
2022 8.61% 上昇↗ 4.14%
2021 5.87% 上昇↗ 3.87%
2020 4.20% 下落↘ 3.74%
2019 4.78% 上昇↗ 3.70%
2018 4.46% 上昇↗ 3.62%
2017 3.67% 上昇↗ 3.55%
2016 3.63% 下落↘ 3.54%
2015 5.21% 下落↘ 3.53%
2014 5.50% 上昇↗ 3.35%
2013 4.09% 上昇↗ 3.08%
2012 3.29% 下落↘ 2.93%
2011 4.44% 上昇↗ 2.87%
2010 3.24% 上昇↗ 2.57%
2009 2.93% 下落↘ 2.40%
2008 5.84% 上昇↗ 2.22%
2007 0.92% 0.46%

※補足説明: 分配金利回りの幾何平均(相乗平均)を算出する。 条件は設定日(2006/06/16)から上記、各年の12月末までの分配金利回りのみで算出する。 平均年間分配金利回り= 各年の分配金利回りを幾何平均(相乗平均)で算出する。 目的は将来予測として投資資金に対して年間で平均的に配当(分配金)がいくら貰えるか確認する。 ① 最小値:0.46%、② 最大値:4.29%、③ 平均値:3.28%、④ 中央値:3.54%

・各年の価格の推移

「 表3. 年間の年始、年末の価格と安値と高値を示す。(通貨:米ドル) 」
各年 年始日付 日付X高値or安値/年 日付Y高値or安値/年 年末日付 年始価格 価格X高値or安値/年 価格Y高値or安値/年 年末価格
2025 01/02 04/08 12/30 12/31 40.31 36.08 46.96 46.71
2024 01/02 01/17 10/07 12/31 40.23 36.57 44.90 40.49
2023 01/03 07/31 12/29 35.59 40.83 40.68
2022 01/03 02/16 10/31 12/30 43.45 47.47 32.14 35.64
2021 01/04 01/29 06/04 12/31 41.43 40.61 47.61 43.32
2020 01/02 01/13 03/18 12/31 46.56 46.68 29.04 41.14
2019 01/02 01/03 12/27 12/31 40.18 39.71 45.78 45.77
2018 01/02 01/26 10/29 12/31 45.90 50.28 39.27 40.15
2017 01/03 12/29 37.78 45.35
2016 01/04 01/20 08/15 12/30 30.71 27.76 39.35 37.34
2015 01/02 04/28 12/11 12/31 41.86 48.40 31.02 31.64
2014 01/02 09/05 12/15 12/31 49.24 54.06 40.39 42.16
2013 01/02 06/24 12/31 57.97 46.35 51.03
2012 01/03 03/01 06/25 12/31 52.13 59.22 49.50 57.19
2011 01/03 04/29 10/03 12/30 60.24 64.61 46.46 51.27
2010 01/04 06/07 11/04 12/31 51.27 44.52 59.78 59.69
2009 01/02 03/02 11/16 12/31 33.46 26.44 50.24 49.71
2008 01/02 05/19 11/20 12/31 52.20 58.15 28.23 32.54
2007 07/13 08/16 10/31 12/31 51.91 43.75 57.65 52.76

※補足説明: 各年の年高値と年安値の価格推移を確認する。 目的は長期間のグラフでは単年の値動きが分かり難いので表で確認する。 但し、価格だけでは価格差(変動幅)が分かるだけなので、下記の表4.で騰落率を計算する。

・各年の騰落率の推移

「 表4. 年間の年始⇒(安値⇔高値)⇒年末の騰落率を示す。」
各年 騰落率X年始価格-価格X 判断1 騰落率X の状況 騰落率Y価格x-価格y 判断2 騰落率y の状況 騰落率 価格y-年末価格 判断3 騰落率の状況
2025 -10.49% 下落↘ 30.15% 上昇↗ -0.53% 下落↘
2024 -9.09% 下落↘ 22.77% 上昇↗ -9.82% 下落↘
2023 14.72% 上昇↗ -0.36% 下落↘
2022 9.25% 上昇↗ -32.29% 下落↘ 10.88% 上昇↗
2021 -1.97% 下落↘ 17.23% 上昇↗ -9.01% 下落↘
2020 0.25% 上昇↗ -37.78% 下落↘ 41.66% 上昇↗
2019 -1.16% 下落↘ 15.28% 上昇↗ -0.02% 下落↘
2018 9.54% 上昇↗ -21.89% 下落↘ 2.24% 上昇↗
2017 20.03% 上昇↗
2016 -9.60% 下落↘ 41.75% 上昇↗ -5.10% 下落↘
2015 15.62% 上昇↗ -35.90% 下落↘ 1.99% 上昇↗
2014 9.78% 上昇↗ -25.28% 下落↘ 4.38% 上昇↗
2013 -20.04% 下落↘ 10.09% 上昇↗
2012 13.60% 上昇↗ -16.41% 下落↘ 15.53% 上昇↗
2011 7.25% 上昇↗ -28.09% 下落↘ 10.35% 上昇↗
2010 -13.16% 下落↘ 34.27% 上昇↗ -0.15% 下落↘
2009 -20.98% 下落↘ 90.01% 上昇↗ -1.05% 下落↘
2008 11.39% 上昇↗ -51.45% 下落↘ 15.26% 上昇↗
2007 -15.71% 下落↘ 31.77% 上昇↗ -8.48% 下落↘

※補足説明: 上記、表3.の単年の価格変動に対して騰落率の推移を確認する。 騰落率= 価格差(変動幅)を変化前の価格で割った値を算出する。 目的は投資に対する心構えを作り状況を想定して事前に準備する。 価格推移と騰落率推移の表からピンチの後にチャンスが見えてくる。

・各年の年間騰落率の推移

「 表5. 年間の年始⇒年末の騰落率を示す。(通貨:米ドル) 」
各年 年始日付 年始価格 年末日付 年末価格 騰落率 判断
2025 01/02 40.31 12/31 46.71 15.87% 上昇↗
2024 01/02 40.23 12/31 40.49 0.64% 上昇↗
2023 01/03 35.59 12/29 40.68 14.30% 上昇↗
2022 01/03 43.45 12/30 35.64 -17.97% 下落↘
2021 01/04 41.43 12/31 43.32 4.56% 上昇↗
2020 01/02 46.56 12/31 41.14 -11.64% 下落↘
2019 01/02 40.18 12/31 45.77 13.91% 上昇↗
2018 01/02 45.90 12/31 40.15 -12.52% 下落↘
2017 01/03 37.78 12/29 45.35 20.03% 上昇↗
2016 01/04 30.71 12/30 37.34 21.58% 上昇↗
2015 01/02 41.86 12/31 31.64 -24.41% 下落↘
2014 01/02 49.24 12/31 42.16 -14.37% 下落↘
2013 01/02 57.97 12/31 51.03 -11.97% 下落↘
2012 01/03 52.13 12/31 57.19 9.70% 上昇↗
2011 01/03 60.24 12/30 51.27 -14.89% 下落↘
2010 01/04 51.27 12/31 59.69 16.40% 上昇↗
2009 01/02 33.46 12/31 49.71 48.56% 上昇↗
2008 01/02 52.20 12/31 32.54 -37.66% 下落↘
2007 07/13 51.91 12/31 52.76 1.63% 上昇↗

※補足説明: 各年の年間の騰落率を確認する。 騰落率= 各年の年始価格と年末価格の価格差を年始価格で割った値を算出する。 目的は投資資金に対して年間でいくら儲かったか(損したか)を確認する。 但し、単年の運用成績の為、将来予測が立て難い。

・各年の平均年間成長率の推移

「 表6. 設定日からの平均年間成長率の推移を示す。」
各年 騰落率 判断年始価格に対しての変動方向 平均年間 成長率
2025 15.87% 上昇↗ -0.81%
2024 0.64% 上昇↗ -1.67%
2023 14.30% 上昇↗ -1.80%
2022 -17.97% 下落↘ -2.73%
2021 4.56% 上昇↗ -1.62%
2020 -11.64% 下落↘ -2.04%
2019 13.91% 上昇↗ -1.26%
2018 -12.52% 下落↘ -2.43%
2017 20.03% 上昇↗ -1.46%
2016 21.58% 上昇↗ -3.39%
2015 -24.41% 下落↘ -5.82%
2014 -14.37% 下落↘ -3.20%
2013 -11.97% 下落↘ -1.49%
2012 9.70% 上昇↗ 0.38%
2011 -14.89% 下落↘ -1.39%
2010 16.40% 上昇↗ 2.31%
2009 48.56% 上昇↗ -2.00%
2008 -37.66% 下落↘ -20.40%
2007 1.63% 上昇↗ 1.63%

※補足説明: 騰落率の幾何平均(相乗平均)を算出する。 条件は設定日(2006/06/16)から上記、各年の12月末までの騰落率のみで算出する。 平均年間成長率= 各年の騰落率を幾何平均(相乗平均)で算出する。 目的は将来予測として投資資金に対して年間で平均的にいくら儲かるか(損するか)を確認する。

・各年の価格変動率の推移

「 表7. 年間の価格変動に伴うリスク(リターン)の推移を示す。」
各年 年始日付 年末日付 変化率A日足変動率/年 判断A 変化率B週足変動率/年 判断B 変化率C月足変動率/年 判断C
2025 01/02 12/31 14.52% 下落↘ 12.79% 下落↘ 7.66% 下落↘
2024 01/02 12/31 15.21% 下落↘ 14.68% 下落↘ 10.91% 下落↘
2023 01/03 12/29 14.48% 下落↘ 15.59% 下落↘ 14.78% 下落↘
2022 01/03 12/30 20.14% 下落↘ 21.15% 上昇↗ 24.57% 上昇↗
2021 01/04 12/31 14.31% 下落↘ 14.69% 下落↘ 11.42% 下落↘
2020 01/02 12/31 33.53% 上昇↗ 30.98% 上昇↗ 36.16% 上昇↗
2019 01/02 12/31 14.17% 下落↘ 13.92% 下落↘ 15.83% 下落↘
2018 01/02 12/31 18.72% 下落↘ 16.69% 下落↘ 16.83% 下落↘
2017 01/03 12/29 11.39% 下落↘ 11.14% 下落↘ 8.22% 下落↘
2016 01/04 12/30 22.72% 下落↘ 21.86% 上昇↗ 18.74% 下落↘
2015 01/02 12/31 21.96% 下落↘ 25.34% 上昇↗ 22.54% 上昇↗
2014 01/02 12/31 17.66% 下落↘ 16.29% 下落↘ 17.05% 下落↘
2013 01/02 12/31 17.77% 下落↘ 14.35% 下落↘ 18.02% 下落↘
2012 01/03 12/31 16.65% 下落↘ 13.73% 下落↘ 17.30% 下落↘
2011 01/03 12/30 25.74% 上昇↗ 24.01% 上昇↗ 27.35% 上昇↗
2010 01/04 12/31 23.46% 上昇↗ 21.73% 上昇↗ 24.79% 上昇↗
2009 01/02 12/31 33.23% 上昇↗ 24.52% 上昇↗ 35.79% 上昇↗
2008 01/02 12/31 48.90% 上昇↗ 36.87% 上昇↗ 29.27% 上昇↗
2007 07/13 12/31 33.60% 上昇↗ 25.97% 上昇↗ 18.14% 下落↘

※補足説明: 設定日から去年12月末までの価格変動率(リスクとリターン)を年率で算出する。 目的は年間で平均的に価格変動率がある事を確認する。 条件は日足(営業日)の終値からヒストリカル・ボラティリティを算出する。 結果の変動率をそれぞれ判断基準 A、 B、 C とする。 日足の判断基準 A:23.41% / 年 週足の判断基準 B:20.63% / 年 月足の判断基準 C:21.39% / 年 価格の変動は日足より週足より月足の順で変動率は低下するところ、 週足より月足が高い。 ※上記表の変化率 A、 B、 C 算出条件 ・変化率 A は日足(営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。 ・変化率 B は週足(週末の営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。 ・変化率 C は月足(月初の営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。


【 特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 Google AI 解説

 はじめに作成経緯を記載します。   解説用スライド資料はGoogleアプリの" NotebookLM "を使用して作成しています。  資料内の数値は四半期や年毎に変わりますので概算(おおまかな値)として考えて下さい。  また、米国の運用会社の商品ですので通貨は米ドルです。   GoogleのAIが資料を解析して自動でスライド資料を作成しています。  どのような事が出来るのかテストを兼ねて使用しています。  運用商品の詳細は運用会社や証券会社のHPに記載されていますので調べて下さい。

DEM:スライド資料

 Google AI 質問内容及び解説内容を示す。  A.質問内容①: 暴落からの回復局面で利益を最大化する為の戦略を提案してください。  Q.回答内容: ティッカーコード「DEM」(WisdomTree 新興国高配当株 ETF)に関する資料のみを厳選し、過去のデータ(表1〜表7)に基づいた暴落・回復局面の分析と、利益を最大化するための運用戦略を提言いたします。 1. 暴落・回復パターンの解析 DEMの過去データにおいて、極めて大きな下落局面は2008年の金融危機時と2020年のパンデミック時、および2022年です。 2008年(金融危機): 表4、高値から安値の騰落率は-51.45%という壊滅的な下落を記録しました。年間騰落率で見ても-37.66%(表5)と、資産の多くを消失する事態となっています。 2020年(パンデミック): 表4、高値から安値の騰落率は-37.78%を記録しました。しかし、同年末には騰落率-11.64%まで戻しており、急激な下落の後に一定の買い戻しが発生するパターンが見られます。 2022年: 表4、高値から安値の騰落率は-32.29%、年間騰落率は-17.97%(表5)でした。 回復パターンの傾向: 表6、平均年間成長率を確認すると、2008年の大暴落後には-20.40%まで落ち込み、2025年時点でも-0.81%とマイナス圏に留まっています。このことから、DEMは一度暴落すると価格面での完全回復(キャピタルゲインの創出)には極めて長い時間を要するか、あるいは分配金を出し続けることで価格が抑制される「インカム特化型」の挙動を示すことがわかります。 2. リスク・リターンの評価と最適なエントリータイミング リスク評価:表7、日足変動率の基準値は23.41%です。特にボラティリティが高まったのは2008年の48.90%や2020年の33.53%であり、新興国市場特有の非常に高いボラティリティを有しています。 最適なエントリータイミング:表7、日足変動率が基準値の23.41%を大幅に上回り、パニック的な売りが出尽くした後の数値低下局面が狙い目となります。具体的には、2009年や2021年のように、前年の混乱を経て変動率が落ち着き始め、かつ分配金利回り(表1)が高止まりしている時期が、インカム狙いのエントリーとして最適です。 3. 具体的な運用戦略 ① 運用戦略: 金融(26.54%)やエネルギー(12.89%)といった景気敏感セクターの比率が高いため、世界景気の後退局面では大きな打撃を受けます。したがって、「分配金の再投資」を絶対条件とした長期保有を基本戦略とし、価格変動に惑わされず口数を増やすことに注力すべきです。 ② 一括購入か分割購入かの提言: 日足リスク23.41%という極めて高いボラティリティ(表7)を考慮し、「24回〜36回程度の長期にわたる分割購入」を強く推奨します。2008年や2015年のように年間で20%〜30%を超える下落が頻発するため、一括投資のリスクは非常に高いと言えます。 ③ リターンとリスクの関係性: 2025年の平均年間分配金利回りは4.29%(表2)であるのに対し、平均年間成長率は-0.81%(表6)です。期待リターンは実質的に年3.5%程度となりますが、これに対して23.41%のリスクを取ることになるため、ポートフォリオの主力ではなく「高利回りを付加するためのサテライト資産」として運用するのが整合的です。 ④ 投資家ターゲットへの提言:「先進国資産を十分に保有しており、高い分配金利回り(直近5.23%〜8.61%)を求めるリスク許容度の高い投資家」に最適です。 ⑤ 分配金による損失補填シミュレーション: 計算: 仮に年間で-10%の価格下落が発生した場合。 補填力 = 平均年間分配金利回り(4.29%) - 年間経費率(0.63%) + 平均年間成長率(-0.81%) = 年間 2.85% 補填に要する年数:10 ÷ 2.85 ≒ 約 3.51年 分析: 10%程度の下落であれば、分配金を中心としたリターンにより約3.5年で理論上は回復可能です。しかし、成長率が長期的にもマイナス傾向にあるため、価格自体の戻りには期待せず、分配金を受け取り続けることで実質的な元本割れを防ぐ戦略の実現性が高いと言えます。 4. 結論 DEMは、平均年間分配金利回り4.29%という強力なインカム性能を持つ反面、新興国特有の激しいボラティリティと価格成長の停滞というリスクを抱えています。「価格(元本)の成長を期待せず、高い分配金を長期間再投資し続ける」という割り切った運用を行うことで、新興国の成長の果実をインカムとして享受できるETFです。 5. 備考 経費率0.63%は、新興国ETFの中でもやや高めであり、長期のリターンを確実に侵食する要因となります。 中国(24.81%)と台湾(18.86%)でポートフォリオの約4割を占めており、アジア圏の政治・経済リスク、特に米中関係や地政学リスクの影響を強く受ける構造にあります。 構成銘柄の上位には中国建設銀行やブラジルのValeなど、各国の巨大インフラ・金融企業が名を連ねており、個別企業の破綻リスクよりも市場全体のマクロリスクが支配的です。


 A.質問内容②:  「ボラティリティが想定を超えた場合の最大リスク(ワーストシナリオ)」について解説して下さい。  Q.回答内容: 1. 運用戦略への「反論」と「リスク」 「分配金再投資を前提とした長期保有」という戦略に対し、批判的視点からリスクを指摘します。 長期的かつ恒常的な元本価格の毀損: 表6における設定来(2007年)からの平均年間成長率は、2025年時点でも-0.81%とマイナス圏に沈んだままです。2013年から2024年に至るまで、この数値は一貫してマイナスを推移しており、分配金を考慮しても「資産の元本が溶け続けている」状態が常態化しています。 高コスト構造と利回りの相殺: 本ETFの経費率は0.63%と高く設定されています。平均年間分配金利回り4.29%(表2)の約15%を運用コストが占めており、成長率がマイナスの状況下では、このコスト負担がトータルリターンの回復を著しく阻害する要因となります。 地政学的リスクと特定セクターへの過度な集中: ポートフォリオの24.81%を中国、18.86%を台湾が占めており、アジア圏の政治的・地政学的リスクに資産の半分近くが晒されています。また、金融(26.54%)やエネルギー(12.89%)といった景気敏感セクターで約4割を占める構成は、経済危機時に連鎖的な暴落を招く脆弱な構造です。 2. ボラティリティが想定を超えた場合の最大リスク 表7に示される日足変動率の基準値23.41%を大幅に上回る局面におけるワーストシナリオを定義します。 想定されるワースト数値(2008年基準): 最大ボラティリティは日足変動率 48.90%(表7)、最大下落幅は 値から安値の騰落率は -51.45%(表4)、年間最大損失は年間騰落率は -37.66%(表5)です。 市場環境の想定: 中国の経済危機や、台湾海峡における地政学的緊張が極大化した場合、ポートフォリオの中核をなす中国・台湾銘柄からの資金引き揚げが加速します。この際、ボラティリティは基準値の2倍近い50%近くまで跳ね上がり、短期間で資産価値が半減するリスクがあります。 回復の「絶望的」遅延リスク: 表6、2008年の大暴落時に記録した平均年間成長率-20.40%から、17年以上経過した2025年末でも依然としてプラス圏(0%以上)に浮上できていません。一度想定を超えた暴落に見舞われると、高配当を享受する前に元本そのものが二度と回復しない「塩漬け状態」が永続するリスクが最大のリスクです。 3. 結論 DEMは、4.29%という高水準の分配金利回り(表2)を維持していますが、その裏側には23.41%という極めて高い平常時リスク(表7)と、長期的なマイナス成長(表6)という致命的な欠陥が隠されています。暴落時の耐性が著しく低く、回復力も極めて乏しいため、インカム狙いであってもポートフォリオの極めて限定的な範囲(サテライトのさらに一部)での運用に留めるべき、リスク対効果の低い資産と評価せざるを得ません。 4. 備考 「高配当」の罠: 分配金利回りが高く見えるのは、単に価格(元本)が下落し続けているため(表1、表3)という側面もあり、トータルでの資産増を目的とする投資家には不向きです。 為替リスクの増幅: 米ドル建て資産であるため、価格暴落時に「円高」が重なった場合、日本円ベースでの損失は-50%を大幅に超え、資産の大半を失う可能性があります。 セクターの偏り: 組入上位の中国建設銀行などの金融機関やエネルギー企業は、各国の国策や規制の影響を強く受けるため、透明性の低いカントリーリスクを常に内包しています。


出  典: ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッドのファクトシート及び運用報告書より。
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