4️⃣SPDR:米国長期投資適格社債(低コスト)ETF【SPLB≫特徴|配当率|騰落率|リスク|解説】

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【 SPDR≫特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 SPLB(米国長期社債)低コストETF

 はじめに記載内容の構成を説明します。   1ページ目は年間の分配金(配当金)、 騰落率(成長率)、 リスク(変動率)を示します。   2ページ目はGoogleのAIによる解説を対話形式で示します。    表示画面の機能を説明します。   画面右側の数字で各ページにジャンプします。   (エレベータの行先階ボタンと同じイメージです)   🔼🔽は上下にスクロールします。   (マウスのホイール操作やスクロールバーでの操作が面倒くさい場合にお使い下さい。)

【 特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 SPDR Portfolio Long Term Corporate Bond ETF

 ≪コア・サテライト戦略≫
 守りの資産(コア)と攻めの資産(サテライト)を判断する為、
 分配金利回り、騰落率、価格変動率(リスク)を調べる。

 SPLBは米国企業が発行する投資適格社債のETFです。  平均残存期間が約22.5年、平均デュレーション約12.7年  信用格付は、BBB(約20%)、A-(約20%)、A(約15%)、他  (米国長期社債が対象)/約3,000債券

SPDR・SPLB:価格グラフ,期間:最大
 ※補足説明:  過去から現在の価格推移をグラフで確認する。

・各年の分配金と利回りの推移

「 表1. 年間の分配金利回りを示す。(通貨:米ドル) 」
各年 分配金 年末日付 価格 分配金利回り
2025 1.186 2025/12/31 22.67 5.23%
2024 1.157 2024/12/31 22.23 5.20%
2023 1.094 2023/12/29 23.79 4.59%
2022 1.015 2022/12/30 22.45 4.52%
2021 0.945 2021/12/31 31.48 3.00%
2020 0.996 2020/12/31 33.10 3.00%
2019 1.140 2019/12/31 30.11 3.78%
2018 1.141 2018/12/31 25.38 4.49%
2017 1.162 2017/12/29 28.61 4.06%
2016 1.251 2016/12/30 26.58 4.70%
2015 1.179 2015/12/31 25.05 4.70%
2014 1.170 2014/12/31 27.57 4.24%
2013 1.208 2013/12/31 24.75 4.88%
2012 1.230 2012/12/31 27.43 4.48%
2011 1.302 2011/12/30 26.33 4.94%
2010 1.912 2010/12/31 23.77 8.04%
2009 1.192 2009/12/31 23.56 5.05%

※補足説明: 分配金利回り= 年間の分配金合計を年末価格で割った値を算出する。 目的は投資資金に対して単年で配当(分配金)がいくら貰えているか確認する。 但し、年毎の変動幅が有る為、将来の予測が立て難い。 2009年末からの年末価格の推移を確認する。 目的は分配金の額が同じでも価格が下落し、利回りが上昇する為。 ① 変化率:-3.80%

・各年の平均年間利回りの推移

「 表2. 設定日からの平均年間分配金利回りの推移を示す。」
各年 分配金利回り 判断去年に対して分配金利回りの変動方向 平均年間 分配金利回り
2025 5.23% 上昇↗ 4.64%
2024 5.20% 上昇↗ 4.60%
2023 4.59% 上昇↗ 4.56%
2022 4.52% 上昇↗ 4.56%
2021 3.00% 同じ= 4.56%
2020 3.00% 下落↘ 4.69%
2019 3.78% 下落↘ 4.85%
2018 4.49% 上昇↗ 4.95%
2017 4.06% 下落↘ 5.00%
2016 4.70% 同じ= 5.12%
2015 4.70% 上昇↗ 5.18%
2014 4.24% 下落↘ 5.26%
2013 4.88% 上昇↗ 5.47%
2012 4.48% 下落↘ 5.62%
2011 4.94% 下落↘ 6.00%
2010 8.04% 上昇↗ 6.54%
2009 5.05% 5.05%

※補足説明: 分配金利回りの幾何平均(相乗平均)を算出する。 条件は設定日(2009/03/10)から上記、各年の12月末までの分配金利回りのみで算出する。 平均年間分配金利回り= 各年の分配金利回りを幾何平均(相乗平均)で算出する。 目的は将来予測として投資資金に対して年間で平均的に配当(分配金)がいくら貰えるか確認する。 ① 最小値:4.56%、② 最大値:6.54%、③ 平均値:5.10%、④ 中央値:5.00%

・各年の価格の推移

「 表3. 年間の年始、年末の価格と安値と高値を示す。(通貨:米ドル) 」
各年 年始日付 日付X高値or安値/年 日付Y高値or安値/年 年末日付 年始価格 価格X高値or安値/年 価格Y高値or安値/年 年末価格
2025 01/02 04/10 10/27 12/31 22.24 20.61 23.29 22.67
2024 01/02 04/16 09/16 12/31 23.58 21.93 24.44 22.23
2023 01/03 02/02 10/19 12/29 22.70 24.40 20.07 23.79
2022 01/03 10/24 12/30 30.98 20.56 22.45
2021 01/04 03/18 12/31 32.83 29.49 31.48
2020 01/02 03/19 08/06 12/31 30.25 23.43 33.59 33.10
2019 01/02 01/04 08/28 12/31 25.48 25.43 30.71 30.11
2018 01/02 01/16 11/15 12/31 28.34 28.56 24.89 25.38
2017 01/03 03/13 12/15 12/29 26.56 26.01 28.73 28.61
2016 01/04 02/16 07/08 12/30 25.03 24.68 29.15 26.58
2015 01/02 01/30 12/30 12/31 27.85 29.27 24.95 25.05
2014 01/02 08/29 12/31 24.90 27.83 27.57
2013 01/02 05/02 08/21 12/31 27.33 27.98 23.78 24.75
2012 01/03 03/14 10/15 12/31 26.05 25.35 28.51 27.43
2011 01/03 02/04 11/01 12/30 23.77 22.98 26.77 26.33
2010 01/04 02/18 08/26 12/31 23.65 22.80 26.16 23.77
2009 03/11 03/18 09/28 12/31 20.52 20.07 25.06 23.56

※補足説明: 各年の年高値と年安値の価格推移を確認する。 目的は長期間のグラフでは単年の値動きが分かり難いので表で確認する。 但し、価格だけでは価格差(変動幅)が分かるだけなので、下記の表4.で騰落率を計算する。

・各年の騰落率の推移

「 表4. 年間の年始⇒(安値⇔高値)⇒年末の騰落率を示す。」
各年 騰落率X年始価格-価格X 判断1 騰落率X の状況 騰落率Y価格x-価格y 判断2 騰落率y の状況 騰落率 価格y-年末価格 判断3 騰落率の状況
2025 -7.32% 下落↘ 13.00% 上昇↗ -2.66% 下落↘
2024 -6.99% 下落↘ 11.44% 上昇↗ -9.04% 下落↘
2023 7.48% 上昇↗ -17.74% 下落↘ 18.53% 上昇↗
2022 -33.63% 下落↘ 9.19% 上昇↗
2021 -10.17% 下落↘ 6.74% 上昇↗
2020 -22.54% 下落↘ 43.36% 上昇↗ -1.45% 下落↘
2019 -0.19% 下落↘ 20.76% 上昇↗ -1.95% 下落↘
2018 0.77% 上昇↗ -12.85% 下落↘ 1.96% 上昇↗
2017 -2.07% 下落↘ 10.45% 上昇↗ -0.41% 下落↘
2016 -1.39% 下落↘ 18.11% 上昇↗ -8.81% 下落↘
2015 5.09% 上昇↗ -14.75% 下落↘ 0.40% 上昇↗
2014 11.76% 上昇↗ -0.93% 下落↘
2013 2.37% 上昇↗ -15.01% 下落↘ 4.07% 上昇↗
2012 -2.68% 下落↘ 12.46% 上昇↗ -3.78% 下落↘
2011 -3.32% 下落↘ 16.49% 上昇↗ -1.64% 下落↘
2010 -3.59% 下落↘ 14.73% 上昇↗ -9.13% 下落↘
2009 -2.19% 下落↘ 24.86% 上昇↗ -5.98% 下落↘

※補足説明: 上記、表3.の単年の価格変動に対して騰落率の推移を確認する。 騰落率= 価格差(変動幅)を変化前の価格で割った値を算出する。 目的は投資に対する心構えを作り状況を想定して事前に準備する。 価格推移と騰落率推移の表からピンチの後にチャンスが見えてくる。

・各年の年間騰落率の推移

「 表5. 年間の年始⇒年末の騰落率を示す。(通貨:米ドル) 」
各年 年始日付 年始価格 年末日付 年末価格 騰落率 判断
2025 01/02 22.24 12/31 22.67 1.93% 上昇↗
2024 01/02 23.58 12/31 22.23 -5.72% 下落↘
2023 01/03 22.70 12/29 23.79 4.80% 上昇↗
2022 01/03 30.98 12/30 22.45 -27.53% 下落↘
2021 01/04 32.83 12/31 31.48 -4.11% 下落↘
2020 01/02 30.25 12/31 33.10 9.42% 上昇↗
2019 01/02 25.48 12/31 30.11 18.17% 上昇↗
2018 01/02 28.34 12/31 25.38 -10.44% 下落↘
2017 01/03 26.56 12/29 28.61 7.72% 上昇↗
2016 01/04 25.03 12/30 26.58 6.19% 上昇↗
2015 01/02 27.85 12/31 25.05 -10.05% 下落↘
2014 01/02 24.90 12/31 27.57 10.72% 上昇↗
2013 01/02 27.33 12/31 24.75 -9.44% 下落↘
2012 01/03 26.05 12/31 27.43 5.30% 上昇↗
2011 01/03 23.77 12/30 26.33 10.77% 上昇↗
2010 01/04 23.65 12/31 23.77 0.51% 上昇↗
2009 03/11 20.52 12/31 23.56 14.81% 上昇↗

※補足説明: 各年の年間の騰落率を確認する。 騰落率= 各年の年始価格と年末価格の価格差を年始価格で割った値を算出する。 目的は投資資金に対して年間でいくら儲かったか(損したか)を確認する。 但し、単年の運用成績の為、将来予測が立て難い。

・各年の平均年間成長率の推移

「 表6. 設定日からの平均年間成長率の推移を示す。」
各年 騰落率 判断年始価格に対しての変動方向 平均年間 成長率
2025 1.93% 上昇↗ 0.70%
2024 -5.72% 下落↘ 0.62%
2023 4.80% 上昇↗ 1.06%
2022 -27.53% 下落↘ 0.79%
2021 -4.11% 下落↘ 3.38%
2020 9.42% 上昇↗ 4.03%
2019 18.17% 上昇↗ 3.56%
2018 -10.44% 下落↘ 2.20%
2017 7.72% 上昇↗ 3.72%
2016 6.19% 上昇↗ 3.23%
2015 -10.05% 下落↘ 2.81%
2014 10.72% 上昇↗ 5.12%
2013 -9.44% 下落↘ 4.04%
2012 5.30% 上昇↗ 7.71%
2011 10.77% 上昇↗ 8.53%
2010 0.51% 上昇↗ 7.42%
2009 14.81% 上昇↗ 14.81%

※補足説明: 騰落率の幾何平均(相乗平均)を算出する。 条件は設定日(2009/03/10)から上記、各年の12月末までの騰落率のみで算出する。 平均年間成長率= 各年の騰落率を幾何平均(相乗平均)で算出する。 目的は将来予測として投資資金に対して年間で平均的にいくら儲かるか(損するか)を確認する。 直近4年間の平均年間成長率:-7.57% / 年

・各年の価格変動率の推移

「 表7. 年間の価格変動に伴うリスク(リターン)の推移を示す。」
各年 年始日付 年末日付 変化率A日足変動率/年 判断A 変化率B週足変動率/年 判断B 変化率C月足変動率/年 判断C
2025 01/02 12/31 11.27% 下落↘ 11.40% 下落↘ 10.54% 下落↘
2024 01/02 12/31 10.52% 下落↘ 10.91% 下落↘ 12.01% 上昇↗
2023 01/03 12/29 14.18% 上昇↗ 13.81% 上昇↗ 18.46% 上昇↗
2022 01/03 12/30 17.41% 上昇↗ 16.08% 上昇↗ 19.99% 上昇↗
2021 01/04 12/31 10.37% 下落↘ 8.72% 下落↘ 6.95% 下落↘
2020 01/02 12/31 24.72% 上昇↗ 32.05% 上昇↗ 16.47% 上昇↗
2019 01/02 12/31 7.71% 下落↘ 8.78% 下落↘ 6.62% 下落↘
2018 01/02 12/31 6.68% 下落↘ 7.60% 下落↘ 5.64% 下落↘
2017 01/03 12/29 7.25% 下落↘ 6.86% 下落↘ 3.43% 下落↘
2016 01/04 12/30 9.16% 下落↘ 9.65% 下落↘ 11.60% 上昇↗
2015 01/02 12/31 10.85% 下落↘ 10.05% 下落↘ 10.43% 下落↘
2014 01/02 12/31 7.88% 下落↘ 7.53% 下落↘ 4.40% 下落↘
2013 01/02 12/31 10.14% 下落↘ 11.38% 下落↘ 9.81% 下落↘
2012 01/03 12/31 8.56% 下落↘ 8.36% 下落↘ 5.60% 下落↘
2011 01/03 12/30 13.05% 上昇↗ 9.11% 下落↘ 11.41% 上昇↗
2010 01/04 12/31 11.96% 下落↘ 8.44% 下落↘ 6.88% 下落↘
2009 03/11 12/31 12.21% 上昇↗ 10.81% 下落↘ 10.41% 下落↘

※補足説明: 設定日から去年12月末までの価格変動率(リスクとリターン)を年率で算出する。 目的は年間で平均的に価格変動率がある事を確認する。 条件は日足(営業日)の終値からヒストリカル・ボラティリティを算出する。 結果の変動率をそれぞれ判断基準 A、 B、 C とする。 日足の判断基準 A:12.14% / 年 週足の判断基準 B:12.57% / 年 月足の判断基準 C:11.18% / 年 価格の変動は日足より週足より月足の順で変動率は低下するところ、 週足が最も高い。 ※上記表の変化率 A、 B、 C 算出条件 ・変化率 A は日足(営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。 ・変化率 B は週足(週末の営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。 ・変化率 C は月足(月初の営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。


【 特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 Google AI 解説

 はじめに作成経緯を記載します。   解説用スライド資料はGoogleアプリの" NotebookLM "を使用して作成しています。  資料内の数値は四半期や年毎に変わりますので概算(おおまかな値)として考えて下さい。  また、米国の運用会社の商品ですので通貨は米ドルです。   GoogleのAIが資料を解析して自動でスライド資料を作成しています。  どのような事が出来るのかテストを兼ねて使用しています。  運用商品の詳細は運用会社や証券会社のHPに記載されていますので調べて下さい。

SPLB:スライド資料

 Google AI 質問内容及び解説内容を示す。  A.質問内容①: 暴落からの回復局面で利益を最大化する為の戦略を提案してください。  Q.回答内容: ティッカーコード「SPLB」(SPDR 米国長期投資適格社債 ETF)に関する資料のみを厳選し、過去のデータ(表1〜表7)に基づいた運用戦略を提言いたします。 1. 金利感応度と「過去の再現性」解析 過去の下落局面の特定: 金利上昇局面において、長期債特有の大幅な価格調整が確認されています。2022年の年始価格(30.98ドル)から年末価格(22.45ドル)の年間騰落率は -27.53% という極めて大きな下落を記録しました。 デュレーション(金利感応度)の影響: SPLBのオプション調整後デュレーションは約12.78年であり、これは市場金利が1%低下した場合、理論上は約12.78%の価格上昇が期待できることを示しています。 歴史的局面との類似性: 設定初期の2009年から2010年にかけて、分配金利回りは5.05%から8.04%へと劇的に変化しました。この時期、2009年の年間成長率は 14.81% を記録しており、高利回り局面からの回復力の強さを証明しています。現在の分配金利回り 5.23%(2025年)は過去平均 5.10% を上回る水準にあり、当時の「利下げ前夜」に極めて近い好機と言えます。 2. リスク・リターンの評価 ボラティリティの分析: 金利の不透明感が高まった2022年の日足変動率は 17.41% に達していましたが、2025年には 11.27% まで落ち着きを見せています。ボラティリティのピークアウトは、債券価格が底を打つ重要なサインです。 最適なエントリータイミング: 30日SEC利回りが 5.54% と高水準である一方、直近4年間の平均年間成長率は -7.57% / 年 と価格面では苦戦してきました。しかし、ボラティリティが低下し、インカムの厚みが増している現在は、時間分散を図りながらポジションを構築する絶好のタイミングです。 3. アドバイス ① 「3つの金利シナリオ」による予測分析 パターンA(2007-2010年型:急激な利下げ): 高金利から長期低金利へ移行する場合、12.78年のデュレーションが爆発的な価格上昇をもたらします。最大級のキャピタルゲインを狙うため、現時点での構築を最優先すべきです。 パターンB(正常化型:かつての常識へ): 金利が緩やかに低下し正常化する場合、5.54%(30日SEC利回り)という高いインカムを享受しつつ、安定した価格成長の両立が可能です。 パターンC(高止まり型:インフレ継続): 高金利が続く場合でも、5.23%(2025年)という高い分配金利回りの再投資戦略によって、資産の目減りを防ぎつつ、トータルリターンを底上げできます。 ② 「金利低下を味方につける」戦略: 金利サイクルの転換期において、本ETFは株式との分散効果が期待できます。現在は「守り」としてインカムを確保しつつ、FRBの政策転換が明確になった段階で、よりリスクの高いサテライト資産から本ETFへ資金をシフトし、「攻め」のキャピタルゲイン獲得を狙うリバランス計画を提言します。 ③ インカム収益の最大化: 現在の利回りは過去平均を上回る魅力的な水準です。価格変動リスクを回避しつつインカムを確保するには、一括購入ではなく3〜5回程度の分割購入を推奨します。これにより、高値掴みのリスクを抑えつつ、5%超の高利回りを確実にポートフォリオへ取り込めます。 ④ ターゲット適合性と「盾」の評価: 将来の金利低下で利益を得たい投資家にとって、SPLBは社債の利回りと長期債の上昇弾力性を兼ね備えた最強の解決策です。 インカム補填の算出: 仮に価格が -5.00% 下落した場合でも、現在の分配金利回り(5.23%)から年間経費率(0.04%)を引いた実質利回り 5.19% を考慮すれば、約0.96年で損失をカバーできる計算となり、これが投資家の強力な心理的安心感(盾)となります。 トータルリターンの罠 運用資料では「再投資込みのリターン」が強調されますが、分配金が少額の場合、ETFの市場価格に届かず再投資が実質不可能です。また、購入手数料も考慮する必要があるため、ある程度まとまった金額での運用が現実的です。 結論: SPLBは、米国優良企業の信用力と高い利回りという「鉄壁の盾」を持ちながら、金利低下局面ではデュレーションを活かした「鋭い矛」へと変貌します。ポートフォリオの安定剤かつ潜在的な利益の源泉として、極めて価値の高いETFです。


 A.質問内容②:  「ボラティリティが想定を超えた場合の最大リスク(ワーストシナリオ)」について解説して下さい。  Q.回答内容: 1. 運用戦略への「反論」と「リスク」 前回提示した「利下げ局面での大幅なキャピタルゲイン獲得戦略」に対し、以下の批判的視点とリスクを提示します。 長期債特有の極めて高い価格毀損リスク: SPLBのオプション調整後デュレーションは 12.78年 と非常に長く、金利変動に対して極めて敏感です。仮に市場予測に反してインフレが再燃し、金利が 1.00% 上昇 した場合、理論上 -12.78% の価格下落が発生します。これは30日SEC利回り 5.54% の 約2.3年分 のインカムを瞬時に消失させる規模であり、「インカムによる下値補填(盾)」は金利上昇局面では機能不全に陥ります。 深刻な価格浸食(ネガティブ・キャリー): 表6、直近4年間の平均年間成長率は -7.57% / 年 と大幅なマイナスを記録しています。分配金利回り 5.23%(2025年)を加味してもトータルリターンはマイナスであり、保有期間が長くなるほど元本が毀損し続けるリスクが統計的に示されています。 信用リスクの潜在: 国債ETF(SPTL等)と異なり、組入銘柄の約42.20%がBaa格(投資適格の下限付近)で構成されています。景気後退局面では、金利低下による価格上昇メリットよりも、発行体の信用スプレッド拡大による価格下落リスクが上回る可能性があります。 2. ボラティリティが想定を超えた場合の最大リスク ボラティリティ(価格変動率)が統計的な予測範囲を超えた場合のワーストシナリオを定義します。 市場環境の想定: 2020年のコロナショック時のような流動性危機、あるいは2022年の急激なインフレに伴う記録的な利上げが再来する局面。 具体的数値根拠: 表4・表5、2022年には年初価格 30.98ドルから年末価格 22.45ドルまで、年間で -27.53% という壊滅的な暴落を記録しました。さらに、表7によれば2020年の週足変動率は 32.05% に達しており、市場パニック時には中期的なトレンドを無視した極端な価格乖離が発生します。12.78年のデュレーションを持つ本ETFにおいて、これらのショックが重なった場合、短期間で資産の 3割以上を失う ことがワーストシナリオとして想定されます。 3. 結論 SPLBは、高い利回りを代償に 「金利変動リスク」と「信用リスク」の二重のリスク を抱えたサテライト資産です。現在の高利回りは魅力的ですが、金利が高止まり、あるいは再上昇する「Higher for Longer」のシナリオにおいては、分配金収益を遥かに上回る元本毀損を招き、長期にわたって回復不能な損失を抱えるリスクが高いと判断します。 4. 備考 上記リスクを回避するためには、単一の長期社債ETFに依存せず、平均デュレーションが約 1.9年 の短期国債(02年)や、約 4.6年 の中期国債(05年)をポートフォリオに組み入れ、全体のデュレーションを大幅に短縮(ラダー型運用)することを推奨します。これにより、金利急騰時の壊滅的なダメージを抑制しつつ、社債特有の信用リスクを国債の安定性で中和することが可能となります。


出  典: ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社のファクトシート及び運用報告書より。
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