⑥iShares:新興国大型株・中型株ETF【EEM≫特徴|配当率|騰落率|リスク|解説】

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【 iShares≫特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 EEM(新興国大型株・中型株)ETF

 はじめに記載内容の構成を説明します。   1ページ目は年間の分配金(配当金)、 騰落率(成長率)、 リスク(変動率)を示します。   2ページ目はGoogleのAIによる解説を対話形式で示します。    表示画面の機能を説明します。   画面右側の数字で各ページにジャンプします。   (エレベータの行先階ボタンと同じイメージです)   🔼🔽は上下にスクロールします。   (マウスのホイール操作やスクロールバーでの操作が面倒くさい場合にお使い下さい。)

【 特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 iShares MSCI Emerging Markets ETF

 ≪コア・サテライト戦略≫
 守りの資産(コア)と攻めの資産(サテライト)を判断する為、
 分配金利回り、騰落率、価格変動率(リスク)を調べる。

 EEMは新興国大型株・中型株のETFです。  (新興国大型株・中型株が対象)/約1,200銘柄

iShares・EEM:価格グラフ,期間:最大
 ※補足説明:  過去から現在の価格推移をグラフで確認する。

・各年の分配金と利回りの推移

「 表1. 年間の分配金利回りを示す。(通貨:米ドル) 」
各年 分配金 年末日付 価格 分配金利回り
2025 1.215 2025/12/31 54.71 2.22%
2024 1.017 2024/12/31 41.82 2.43%
2023 1.058 2023/12/29 40.21 2.63%
2022 0.946 2022/12/30 37.90 2.49%
2021 0.974 2021/12/31 48.85 1.99%
2020 0.749 2020/12/31 51.67 1.44%
2019 1.240 2019/12/31 44.87 2.76%
2018 0.874 2018/12/31 39.06 2.23%
2017 0.889 2017/12/29 47.12 1.88%
2016 0.662 2016/12/30 35.01 1.89%
2015 0.802 2015/12/31 32.19 2.49%
2014 0.876 2014/12/31 39.29 2.22%
2013 0.859 2013/12/31 41.79 2.05%
2012 0.744 2012/12/31 44.35 1.67%
2011 0.808 2011/12/30 37.94 2.12%
2010 0.646 2010/12/31 47.64 1.35%
2009 0.582 2009/12/31 41.50 1.40%
2008 0.857 2008/12/31 24.97 3.43%
2007 0.649 2007/12/31 50.10 1.29%
2006 0.524 2006/12/29 38.06 1.37%
2005 0.329 2005/12/30 29.42 1.11%
2004 0.268 2004/12/31 22.43 1.19%
2003 0.090 2003/12/31 18.21 0.49%

※補足説明: 分配金利回り= 年間の分配金合計を年末価格で割った値を算出する。 目的は投資資金に対して単年で配当(分配金)がいくら貰えているか確認する。 但し、年毎の変動幅が有る為、将来の予測が立て難い。 2003年末からの年末価格の推移を確認する。 目的は分配金の額が同じでも価格が下落し、利回りが上昇する為。 ① 変化率:200.40%

・各年の平均年間利回りの推移

「 表2. 設定日からの平均年間分配金利回りの推移を示す。」
各年 分配金利回り 判断去年に対して分配金利回りの変動方向 平均年間 分配金利回り
2025 2.22% 下落↘ 1.92%
2024 2.43% 下落↘ 1.90%
2023 2.63% 上昇↗ 1.88%
2022 2.49% 上昇↗ 1.84%
2021 1.99% 上昇↗ 1.81%
2020 1.44% 下落↘ 1.80%
2019 2.76% 上昇↗ 1.82%
2018 2.23% 上昇↗ 1.76%
2017 1.88% 下落↘ 1.73%
2016 1.89% 下落↘ 1.72%
2015 2.49% 上昇↗ 1.70%
2014 2.22% 上昇↗ 1.64%
2013 2.05% 上昇↗ 1.59%
2012 1.67% 下落↘ 1.54%
2011 2.12% 上昇↗ 1.53%
2010 1.35% 下落↘ 1.45%
2009 1.40% 下落↘ 1.46%
2008 3.43% 上昇↗ 1.48%
2007 1.29% 下落↘ 1.09%
2006 1.37% 上昇↗ 1.04%
2005 1.11% 下落↘ 0.93%
2004 1.19% 上昇↗ 0.84%
2003 0.49% 0.49%

※補足説明: 分配金利回りの幾何平均(相乗平均)を算出する。 条件は設定日(2003/04/07)から上記、各年の12月末までの分配金利回りのみで算出する。 平均年間分配金利回り= 各年の分配金利回りを幾何平均(相乗平均)で算出する。 目的は将来予測として投資資金に対して年間で平均的に配当(分配金)がいくら貰えるか確認する。 ① 最小値:0.49%、② 最大値:1.92%、③ 平均値:1.52%、④ 中央値:1.64%

・各年の価格の推移

「 表3. 年間の年始、年末の価格と安値と高値を示す。(通貨:米ドル) 」
各年 年始日付 日付X高値or安値/年 日付Y高値or安値/年 年末日付 年始価格 価格X高値or安値/年 価格Y高値or安値/年 年末価格
2025 01/02 04/08 10/29 12/31 41.76 37.61 55.22 54.71
2024 01/02 01/17 10/07 12/31 39.74 36.80 46.57 41.82
2023 01/03 01/26 10/27 12/29 38.22 42.50 36.53 40.21
2022 01/03 01/12 10/24 12/30 49.20 50.85 33.93 37.90
2021 01/04 02/17 12/20 12/31 52.00 57.96 47.44 48.85
2020 01/02 03/23 12/30 12/31 45.78 30.61 51.70 51.67
2019 01/02 01/03 12/27 12/31 39.16 38.45 45.07 44.87
2018 01/02 01/26 10/29 12/31 48.01 52.08 38.00 39.06
2017 01/03 11/22 12/29 35.43 47.81 47.12
2016 01/04 01/20 09/06 12/30 31.31 28.25 38.21 35.01
2015 01/02 04/28 08/24 12/31 38.77 44.09 31.32 32.19
2014 01/02 02/03 09/05 12/31 40.19 37.11 45.85 39.29
2013 01/02 06/24 12/31 45.22 36.65 41.79
2012 01/03 03/01 06/01 12/31 39.10 44.75 36.69 44.35
2011 01/03 04/26 10/03 12/30 48.10 50.20 34.36 37.94
2010 01/04 05/20 11/04 12/31 42.71 36.17 48.58 47.64
2009 01/02 03/02 11/16 12/31 26.16 19.94 42.07 41.50
2008 01/02 05/19 11/20 12/31 49.27 51.71 18.26 24.97
2007 01/03 03/05 10/31 12/31 38.38 35.10 55.73 50.10
2006 01/03 06/13 12/27 12/29 30.52 27.32 38.20 38.06
2005 01/03 01/20 12/21 12/30 22.19 21.21 29.83 29.42
2004 01/02 05/17 12/31 18.62 15.88 22.43
2003 04/11 12/31 11.08 18.21

※補足説明: 各年の年高値と年安値の価格推移を確認する。 目的は長期間のグラフでは単年の値動きが分かり難いので表で確認する。 但し、価格だけでは価格差(変動幅)が分かるだけなので、下記の表4.で騰落率を計算する。

・各年の騰落率の推移

「 表4. 年間の年始⇒(安値⇔高値)⇒年末の騰落率を示す。」
各年 騰落率X年始価格-価格X 判断1 騰落率X の状況 騰落率Y価格x-価格y 判断2 騰落率y の状況 騰落率 価格y-年末価格 判断3 騰落率の状況
2025 -9.93% 下落↘ 46.82% 上昇↗ -0.92% 下落↘
2024 -7.39% 下落↘ 26.54% 上昇↗ -10.19% 下落↘
2023 11.19% 上昇↗ -14.04% 下落↘ 10.07% 上昇↗
2022 3.35% 上昇↗ -33.27% 下落↘ 11.70% 上昇↗
2021 11.46% 上昇↗ -18.15% 下落↘ 2.97% 上昇↗
2020 -33.13% 下落↘ 68.89% 上昇↗ -0.05% 下落↘
2019 -1.81% 下落↘ 17.21% 上昇↗ -0.44% 下落↘
2018 8.47% 上昇↗ -27.03% 下落↘ 2.78% 上昇↗
2017 34.94% 上昇↗ -1.44% 下落↘
2016 -9.77% 下落↘ 35.25% 上昇↗ -8.37% 下落↘
2015 13.72% 上昇↗ -28.96% 下落↘ 2.77% 上昇↗
2014 -7.66% 下落↘ 23.55% 上昇↗ -14.30% 下落↘
2013 -18.95% 下落↘ 14.02% 上昇↗
2012 14.45% 上昇↗ -18.01% 下落↘ 20.87% 上昇↗
2011 4.36% 上昇↗ -31.55% 下落↘ 10.41% 上昇↗
2010 -15.31% 下落↘ 34.31% 上昇↗ -1.93% 下落↘
2009 -23.77% 下落↘ 110.98% 上昇↗ -1.35% 下落↘
2008 4.95% 上昇↗ -64.68% 下落↘ 36.74% 上昇↗
2007 -8.54% 下落↘ 58.77% 上昇↗ -10.10% 下落↘
2006 -10.48% 下落↘ 39.82% 上昇↗ -0.36% 下落↘
2005 -4.41% 下落↘ 40.64% 上昇↗ -1.37% 下落↘
2004 -14.71% 下落↘ 41.24% 上昇↗
2003 64.35%

※補足説明: 上記、表3.の単年の価格変動に対して騰落率の推移を確認する。 騰落率= 価格差(変動幅)を変化前の価格で割った値を算出する。 目的は投資に対する心構えを作り状況を想定して事前に準備する。 価格推移と騰落率推移の表からピンチの後にチャンスが見えてくる。

・各年の年間騰落率の推移

「 表5. 年間の年始⇒年末の騰落率を示す。(通貨:米ドル) 」
各年 年始日付 年始価格 年末日付 年末価格 騰落率 判断
2025 01/02 41.76 12/31 54.71 31.01% 上昇↗
2024 01/02 39.74 12/31 41.82 5.23% 上昇↗
2023 01/03 38.22 12/29 40.21 5.20% 上昇↗
2022 01/03 49.20 12/30 37.90 -22.96% 下落↘
2021 01/04 52.00 12/31 48.85 -6.05% 下落↘
2020 01/02 45.78 12/31 51.67 12.86% 上昇↗
2019 01/02 39.16 12/31 44.87 14.58% 上昇↗
2018 01/02 48.01 12/31 39.06 -18.64% 下落↘
2017 01/03 35.43 12/29 47.12 32.99% 上昇↗
2016 01/04 31.31 12/30 35.01 11.81% 上昇↗
2015 01/02 38.77 12/31 32.19 -16.97% 下落↘
2014 01/02 40.19 12/31 39.29 -2.21% 下落↘
2013 01/02 45.22 12/31 41.79 -7.58% 下落↘
2012 01/03 39.10 12/31 44.35 13.42% 上昇↗
2011 01/03 48.10 12/30 37.94 -21.12% 下落↘
2010 01/04 42.71 12/31 47.64 11.54% 上昇↗
2009 01/02 26.16 12/31 41.50 58.63% 上昇↗
2008 01/02 49.27 12/31 24.97 -49.32% 下落↘
2007 01/03 38.38 12/31 50.10 30.53% 上昇↗
2006 01/03 30.52 12/29 38.06 24.70% 上昇↗
2005 01/03 22.19 12/30 29.42 32.58% 上昇↗
2004 01/02 18.62 12/31 22.43 20.46% 上昇↗
2003 04/11 11.08 12/31 18.21 64.35% 上昇↗

※補足説明: 各年の年間の騰落率を確認する。 騰落率= 各年の年始価格と年末価格の価格差を年始価格で割った値を算出する。 目的は投資資金に対して年間でいくら儲かったか(損したか)を確認する。 但し、単年の運用成績の為、将来予測が立て難い。

・各年の平均年間成長率の推移

「 表6. 設定日からの平均年間成長率の推移を示す。」
各年 騰落率 判断年始価格に対しての変動方向 平均年間 成長率
2025 31.01% 上昇↗ 6.46%
2024 5.23% 上昇↗ 5.47%
2023 5.20% 上昇↗ 5.48%
2022 -22.96% 下落↘ 5.49%
2021 -6.05% 下落↘ 7.25%
2020 12.86% 上昇↗ 8.04%
2019 14.58% 上昇↗ 7.76%
2018 -18.64% 下落↘ 7.35%
2017 32.99% 上昇↗ 9.35%
2016 11.81% 上昇↗ 7.84%
2015 -16.97% 下落↘ 7.54%
2014 -2.21% 下落↘ 9.88%
2013 -7.58% 下落↘ 11.05%
2012 13.42% 上昇↗ 13.11%
2011 -21.12% 下落↘ 13.07%
2010 11.54% 上昇↗ 18.28%
2009 58.63% 上昇↗ 19.28%
2008 -49.32% 下落↘ 13.74%
2007 30.53% 上昇↗ 33.70%
2006 24.70% 上昇↗ 34.51%
2005 32.58% 上昇↗ 37.94%
2004 20.46% 上昇↗ 40.70%
2003 64.35% 上昇↗ 64.35%

※補足説明: 騰落率の幾何平均(相乗平均)を算出する。 条件は設定日(2003/04/07)から上記、各年の12月末までの騰落率のみで算出する。 平均年間成長率= 各年の騰落率を幾何平均(相乗平均)で算出する。 目的は将来予測として投資資金に対して年間で平均的にいくら儲かるか(損するか)を確認する。

・各年の価格変動率の推移

「 表7. 年間の価格変動に伴うリスク(リターン)の推移を示す。」
各年 年始日付 年末日付 変化率A日足変動率/年 判断A 変化率B週足変動率/年 判断B 変化率C月足変動率/年 判断C
2025 01/02 12/31 17.78% 下落↘ 16.64% 下落↘ 11.19% 下落↘
2024 01/02 12/31 15.63% 下落↘ 15.36% 下落↘ 12.47% 下落↘
2023 01/03 12/29 15.76% 下落↘ 17.11% 下落↘ 16.86% 下落↘
2022 01/03 12/30 23.58% 下落↘ 20.82% 下落↘ 19.76% 下落↘
2021 01/04 12/31 18.04% 下落↘ 18.02% 下落↘ 13.12% 下落↘
2020 01/02 12/31 34.58% 上昇↗ 28.45% 上昇↗ 32.70% 上昇↗
2019 01/02 12/31 15.19% 下落↘ 14.53% 下落↘ 17.54% 下落↘
2018 01/02 12/31 21.30% 下落↘ 20.15% 下落↘ 15.00% 下落↘
2017 01/03 12/29 12.40% 下落↘ 11.10% 下落↘ 7.55% 下落↘
2016 01/04 12/30 22.12% 下落↘ 20.97% 下落↘ 17.01% 下落↘
2015 01/02 12/31 21.23% 下落↘ 23.15% 下落↘ 19.77% 下落↘
2014 01/02 12/31 16.01% 下落↘ 15.34% 下落↘ 17.19% 下落↘
2013 01/02 12/31 18.26% 下落↘ 15.34% 下落↘ 16.50% 下落↘
2012 01/03 12/31 19.55% 下落↘ 16.31% 下落↘ 21.51% 下落↘
2011 01/03 12/30 32.44% 上昇↗ 29.42% 上昇↗ 31.35% 上昇↗
2010 01/04 12/31 25.58% 下落↘ 24.36% 上昇↗ 24.35% 上昇↗
2009 01/02 12/31 39.32% 上昇↗ 32.28% 上昇↗ 46.60% 上昇↗
2008 01/02 12/31 71.19% 上昇↗ 51.62% 上昇↗ 35.49% 上昇↗
2007 01/03 12/31 32.68% 上昇↗ 25.69% 上昇↗ 17.83% 下落↘
2006 01/03 12/29 27.45% 上昇↗ 24.70% 上昇↗ 17.96% 下落↘
2005 01/03 12/30 19.26% 下落↘ 19.13% 下落↘ 18.32% 下落↘
2004 01/02 12/31 19.97% 下落↘ 20.95% 下落↘ 19.16% 下落↘
2003 04/11 12/31 17.57% 下落↘ 16.82% 下落↘ 12.30% 下落↘

※補足説明: 設定日から去年12月末までの価格変動率(リスクとリターン)を年率で算出する。 目的は年間で平均的に価格変動率がある事を確認する。 条件は日足(営業日)の終値からヒストリカル・ボラティリティを算出する。 結果の変動率をそれぞれ判断基準 A、 B、 C とする。 日足の判断基準 A:27.08% / 年 週足の判断基準 B:23.20% / 年 月足の判断基準 C:22.82% / 年 価格の変動は日足より週足より月足の順で変動率は低下する。 ※上記表の変化率 A、 B、 C 算出条件 ・変化率 A は日足(営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。 ・変化率 B は週足(週末の営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。 ・変化率 C は月足(月初の営業日)の終値と期間は1年間分のみを抽出し算出する。


【 特徴|配当率|騰落率|リスク|解説 】 Google AI 解説

 はじめに作成経緯を記載します。   解説用スライド資料はGoogleアプリの" NotebookLM "を使用して作成しています。  資料内の数値は四半期や年毎に変わりますので概算(おおまかな値)として考えて下さい。  また、米国の運用会社の商品ですので通貨は米ドルです。   GoogleのAIが資料を解析して自動でスライド資料を作成しています。  どのような事が出来るのかテストを兼ねて使用しています。  運用商品の詳細は運用会社や証券会社のHPに記載されていますので調べて下さい。

EEM:スライド資料

 Google AI 質問内容及び解説内容を示す。  A.質問内容①: 暴落からの回復局面で利益を最大化する為の戦略を提案してください。  Q.回答内容: ティッカーコード「EEM」(iShares 新興国大型株・中型株 ETF)に関する資料のみを厳選し、過去のデータ(表1〜表7)に基づいた暴落・回復局面の分析と、利益を最大化するための運用戦略を提言いたします。 1. 暴落・回復パターンの解析 EEMの下落局面とその後の回復傾向は以下の通りです。 最大のマイナス局面:表4、2008年の金融危機時の高値から安値への騰落率は-64.68%という極めて深刻な下落を記録しました。また、2020年のコロナショック時にも、年始から安値にかけて-33.13%、2022年にも高値から安値で-33.27%の下落を経験しています。 回復パターン:表6、設定来(2003年〜)の平均年間成長率 6.46%(2025年末)が基礎となります。表3の価格推移を見ると、2007年の高値(55.73ドル)から下落した後、その水準を明確に更新する2021年(高値57.96ドル)までには、約14年という非常に長い歳月を要しています。一方で、2008年の暴落直後の2009年には、安値から高値への騰落率で110.98%という爆発的な反発を見せる特性もあります。 2. リスク・リターンの評価と最適なエントリータイミング 表7、価格変動率(リスク)を評価します。 ボラティリティの特性:日足変動率の判断基準が27.08%/年と算出されており、特に2008年には日足変動率が71.19%にまで達しており、パニック時には価格が極端に不安定化します。 エントリータイミング:表4、騰落率が-20%から-30%を超えたタイミング、あるいは表7の月足変動率が歴史的平均の22.82%を大幅に上回り、市場の悲観がピークに達した直後と考えられます。ベータ値が0.69(3年)と市場(S&P500)より低めに出ているのは、米国株とは異なる新興国特有のサイクルで動いていることを示唆しています。 3. 具体的な運用戦略 ① 運用戦略:ポートフォリオの25.40%を占める情報技術(TSMC、サムスン電子等)および22.19%の金融セクターが成長の核です。これらはグローバルサプライチェーンと新興国の中間層拡大の恩恵を直接受けるため、先進国株主体のポートフォリオに「世界の成長エンジン」を取り入れるためのサテライト資産として、全体の10〜15%程度を上限に組み入れる戦略が有効です。 ② 一括購入か分割購入かの提言:日足リスクが約27%と非常に高いため、一括購入は避け、12回〜24回程度の分割購入を強く推奨します。これにより、新興国市場特有の激しい価格変動(ボラティリティ)を平準化し、表4に見られるような-30%以上の急落リスクを軽減できます。 ③ リターンとリスクの関係性:平均年間成長率6.46%と、平均年間分配金利回り1.92%(2025年時点)を合算した期待総リターンは年率約8.38%となります。これに対し、日足リスクが27.08%であることを踏まえると、リスクに対して得られるリターン(効率性)は決して高くありませんが、長期的な成長ポテンシャルに賭ける設計と言えます。 ④ 投資家ターゲットへの提言:「短期的な激しい価格変動を許容でき、10年以上の長期視点で新興国の経済発展を享受したい投資家」に最適です。また、特定の国(中国、台湾、インド、韓国)への集中度が高いため、アジア圏の地政学リスクを理解した上で分散を図りたい層に向いています。 ⑤ 分配金による損失補填シミュレーション: 計算:仮に-20%の価格下落が発生した場合、これを「平均年間分配金利回り1.92%」と「平均年間成長率6.46%」の合算(8.38%)で補填すると、回復には約2.39年を要します。 分析:新興国企業の高い成長力と約2%の分配金があるため、2〜3年程度のスパンで見れば中規模の調整は補填可能です。しかし、2008年のように-60%を超える暴落が起きた場合、分配金のみでの補填には30年以上を要する計算となり、価格そのものの力強い反発が不可欠となります。 4. 結論 EEMは、1,197銘柄という広範な新興国企業へ手軽にアクセスできる魅力的なETFですが、その分リスクも「新興国級」です。経費率が0.72%と他の株式ETFに比べ高めである点、および地政学リスクによる急落の可能性がある点を十分に理解し、ポートフォリオのアクセントとして長期保有することが成功の鍵となります。 5. 備考 中国、台湾、韓国、インドの4地域で高い比率を占めているため、これらの国の規制や政治情勢にパフォーマンスが大きく左右されます。P/Eレシオ 16.93倍、P/Bレシオ 2.24倍と、バリュエーション面ではグロースとバリューのバランスが取れた構成となっています。分配金利回りは年によって変動が大きく(0.49%〜3.43%)、インカムの安定性にはやや欠ける側面があります。


 A.質問内容②:  「ボラティリティが想定を超えた場合の最大リスク(ワーストシナリオ)」について解説して下さい。  Q.回答内容: 1. 運用戦略への「反論」と「リスク」 「新興国の成長エンジンをポートフォリオに取り入れるサテライト戦略」に対し、以下の批判的視点を提示します。 リスク・リターン効率の低さ:表6、設定来(2003年〜2025年)の平均年間成長率は 6.46% ですが、これに対し日足の判断基準となるボラティリティ(リスク)は 27.08%/年 に達します [表7]。これは、得られるリターンに対して負うべき価格変動リスクが過大であり、効率的な資産形成を阻害する可能性があります。 「分散」の形骸化と特定国への集中:1,197銘柄に分散されていると謳われていますが、実際には中国、台湾、インド、韓国の4地域に投資が集中しています。特に上位10銘柄だけで約30%を占めており、これら諸国の政治的緊張や地政学リスク、規制変更がポートフォリオ全体を共倒れさせる「集中投資リスク」を孕んでいます。 高コストによる収益の浸食:経費率が 0.72% と、一般的な先進国株式ETFと比較して高めに設定されています。長期保有を前提とした場合、このコストの積み重ねが、表2に示される平均年間分配金利回り 1.92% の相当部分を相殺してしまいます。 2. ボラティリティが想定を超えた場合の最大リスク 表7、日足変動率を大幅に超えた場合のワーストシナリオは、2008年の金融危機時の再現です。 暴落時:表4、2008年には高値から安値にかけて -64.68% という壊滅的な下落を記録しました。この際、表7における日足変動率は 71.19% という、平時の2.5倍以上の異常なボラティリティを記録しています。 市場環境の想定:先進国での金融不安が新興国からの急激な資本逃避を招き、ポートフォリオの 25.40%を占める情報技術 と 22.19%を占める金融セクター が同時に暴落するシナリオです。新興国通貨の急落による為替変動リスクも加わり、円建てでの損失はさらに拡大する可能性があります。 分配金による補填の限界:資産価格が -64.68% 毀損した場合、平均年間分配金利回り 1.92% のみで元本を回復するには、価格の自然回復を考慮しない場合、計算上 33年以上 を要することになり、インカムゲインによる損失補填は事実上不可能です。 3. 結論 EEMは、高成長への期待という「攻め」の側面が強調されがちですが、その実態は平均成長率(6.46%)を遥かに凌駕する圧倒的なボラティリティ(27.08%〜71.19%)を伴う高リスク資産です。暴落時には資産の6割以上を短期間で喪失するリスクがあり、その回復には 14年 [表3] もの歳月を要する可能性があることを覚悟しなければなりません。 4. 備考 上記リスクを回避するためには、以下の補足アドバイスを検討してください。 「損切り」基準の事前設定:表4の騰落率データに基づき、年初からの下落が -20% を超えた場合には、機械的にポジションを縮小するなどの出口戦略を構築しておくことが推奨されます。 為替ヘッジ手段の検討:新興国通貨の下落は株価下落と同期しやすいため、円建てでの投資においては為替影響を最小限にするための資産配分(キャッシュ比率の調整等)を併用してください。 セクター分散の補完:本ETFで比率が高いハイテクおよび金融以外のセクター(ヘルスケアや公共事業等)を多く含む他のETFと組み合わせ、ボラティリティを平準化させる工夫が必要です。


出  典: ブラックロック・ファンド・アドバイザーズのファクトシート及び運用報告書より。
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